何を間違えたか

冬期講習まっさかり・・・

できるようになった問題が数多くある生徒は、冬休み明けが楽しみですね♪

できなかった問題がまだまだある生徒は、まずそれらをできるようにしましょう。

ここで大事なのは、どこで間違えたか、なにを間違えたかということです。

1年生なら、どこで引っかかっているかに気付くのはわりとたやすいです。

3年生になると、どこで引っかかっているかに気付くのが複雑になってきます。

因数分解でひっかかっているのか、展開でひっかかっているのか、

平方根なのか、もしくは単純な文字式の計算でひっかかっているのか・・・

解いている姿を、わたしたちが見れば分かることですが、

それを自分で気付けるようになると、勉強の仕方も一歩成長するのですよね。

前の塾では、大手のフランチャイズの塾でしたので、

売上や生徒数に対する意識が非常に高く、ノルマこそなかったですが、

毎月それらの報告は欠かすことはありませんでした。

もちろん、ただ報告するだけではなく、それぞれの月に対する目標を設定し、

どれだけ達成できたのか、達成できた・できなかった要因についても、

逐一報告していました。

それらを報告するには、自身で校舎の分析をする必要がありました。

わたし自身、とても分析が苦手なので、いまさらながら非常に苦でしたね(笑)

ただ、その苦とする分析力が、実はとても大事なんです。

どこにつまずいていて、どこに原因があって、それをどうすれば解決できるか、

計画を立てて、実行し、その結果についてまた考えてみる・・・

その繰り返しが、分析をして、成果を積み上げていく方法なのだと、

ちゃんと頭では理解できるのですが、どうも苦手意識が先行してしまい、

かなり苦労した覚えがあります。だからこそ、それが今に活きているのですが。

ということで、間違えたら、「そっちでよかったのか」や「そう思っていたのだけど・・・」

という発言は、まったくあとにつながらない反応なんですね。

頭で理解して、初めて「そういうことか」という言葉が出てきて、

理解していたら、必ずそのあとに「じゃあこの問題はこういうこと?」

という答えがかなり分かっているという意味の質問が出てくるはずです。

説明を受けて理解できたら、先生に確認の意味で自分なりに説明してみてください。

わたしたちが、「分かるかい?」と説明後に発している言葉は、

「今説明したことを先生に説明出来るかい?」という意味だということを、理解してください。

少しでも、説明を受けた問題が、自分のものになるように、

自分なりにどこでひっかかっているかを分析して、先生からの説明で理解をしてみる。

「どこでひっかかっているか分からない」ということは、

まずその問題を解くレベルにないということです。

基本問題を右手が勝手に書くような状態まで解きまくることからスタートですね。

しっかりと考えて解きながら分析すること・・・できるようになるには、それらが必要です。

こんばんは☆井上です♪

気がつけばもう27日、土曜日です。

曜日も分からなくなるくらい目まぐるしく毎日が過ぎています。

最近思うことは、自分で考えられない子が増加しているように思います。

コチラから『~についてどうかな?』の質問の返答は、

『親に聞いてみないと分からない』
『知らない』
『分からない』
『たぶん・・・』

といった具合で、あいまいな言葉をよく耳にします。

周りに興味関心がなさすぎのように感じました。

人間観察まではいかなくとも、じぶんの主張・意見を言える子に成長してほしいものです。

親のレールを渡ってばかりの状況は、人生が楽しくありませんよね。

自分の道は自分で決めるから楽しい・・・

先日のブログに書かれていたマツダという車の会社のキャッチコピーです。

自分の人生、だれが主役かって、自分なんです。

もちろん、まだ学生のうちは経験もそんなに多くないですから、

親に助けを借りるときは大いにありますが、その中でも自分で判断し、

決断をすることが、大人になり、自分にとって正しい道を選択できる糧になります。

失敗が経験となり、成長の原動力となります。

でもその失敗をするには、自分で決断をし、行動する必要があるのです。

親に決められて行動をすると、失敗したときに親に責任をなすりつけようとします。

自分で決めたことではないですから、当然ですよね。

自分で責任を負うことをしないと、大人になったときどうでしょう・・・

保護者の方ならそれが分かるはずです。

自分の将来のため、いろんな場面において判断し決断してみてはどうでしょうか。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.
今日よくやったから、明日きっと最幸の一日になると信じよう♪

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