高校の先にあるもの

毎週土曜日は、土曜講座を実施しています。

その中で、先週から英語のリスニングを取り入れるようにしました。

内容は、英検のリスニング部分です。

私たちのスマホorタブレットに取り入れて、流すことで、簡単に再生できることを発見し、

去年やおととしは、受験対策講座のみで使用していたのですが、

思ったより良いカンジに授業が行えていたので、土曜講座でも取り入れるようにしました。

土曜講座は少人数形式で行っているので、みんなで練習ができます。

間違えた問題は自己申告をして、それに合わせて一文ずつ止めて訳しながらもう一度聴きます。

私が間違えた問題に合わせるのが一苦労(笑)ですが、

一つ一つ確認しながら聴いていくことで、「そういうことか~」と納得がいきます。

同時に、リスニング攻略の初歩段階を伝えていっているので、

最初は慣れないかもしれませんが、回数をこなして身につけていってほしいです。

テスト形式ではないので、答え合わせをしていくと、楽しくなります。

みんなも、やんややんや言いながら聴き入っているので、続けていく予定です。

さて、新年度へ向け、微妙なシステム変更などを決めつつあります。

より良い塾にするために、そしてみんなの成績を上げるために。。。

全員にレベルの高い高校に行ってほしいという気持ちはもちろんありますが、

無理してレベルの高い高校に合格し、そこで底辺にいるよりも、

自分のレベルにあった高校を選択し、その中で中~上位にいられるように、

私たちは進路指導のアドバイスをしています。

高校に入って、成績が悪くて「ヤバイヤバイ」ばかり言っていてもしかたないですからね。

高校に入ることがゴールではありません。

その先の大学や専門学校など、新たなステージに進むために、

自分に合った高校を「選択」することは、自分の力を把握するという意味では、

重視すべきことだと考えます。

高校も2~3年になれば、自分の進路というものを考えるようになります。

高校の先生を私たちはしていたので、だいたいの子がそうでしたね。

ヤンチャしていたボーイは、高3の冬休み後、

「オレ、アメリカの大学の試験に合格したんだ」と言ってきました。

授業でもコックリ常習犯だったのですが、それを聞いたときは耳を疑いました。

でも、本当にアメリカの大学の先生に、東京まで来てもらい、面接をして、

はれて合格した、と詳細を報告してくれた時は、鳥肌が立ったと同時に、感動しました。

アメリカに行くために、みんなよりも一足先に、一人だけの卒業式がありました。

そのときに号泣していた姿は、今でも忘れていません。

高校に入るのがゴールではなく、高校に入って何を学ぶか、それを考えてほしいですね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.