せっかく塾に通っているのにもったいないと感じるとき

今日で2018年の授業はすべて終了し、明日の全県模試をむかえるのみとなりました。常々感じることが、「1年経つのが早い!!」ということです。

来年は、私自身は年男ですから、今年より良い年にしたいですね。

さて、授業をしていてふと気になることがあります。

点数が取れている子と、取れていない子の、ノートの差です。これを少しずつ改善していくことが、点数アップにつながる一つのきっかけと思っています。

おそらくどこの塾でも、数学において途中式を書かせるときは、いわゆる”縦書き”・・・式を書いたら、下に=をそろえて書いていくようにと指示されると思います。

ずっと横に書いていくと、つながっているように見えますが、なんとも見にくいです。

どうやら、縦に書いていくと、その問題に対する説明と答えになるという意味になるようですね。途中式は、問題に対する説明をしているようなものなので、納得です。

横にずっと書いていく子は、入塾して間もないころにすぐ指導していますが、今日の子は結構期間が経っているにも関わらず、横に書き続けていました。

そこで質問してみました。「とても見にくいのだけど原因は何だろうか。」・・・最近、私はとてもストレートに聞きます。

回答は二つ、「字が汚い」「あっ縦に書いていない」でした。前の回答は問題ありません。私が認識できます。問題は後ろ側でした。気づいてくれたので、その場で修正していきましたが、横に書き続けている子は、わりと計算が苦手な子が多い印象です。

また、こちらからアドバイスをしているにもかかわらず、結局それを途中からしなくなったり、元に戻ってしまっている子がいます。

こういう姿を見ると、「せっかく塾に来ているのに、もったいないな」と思ってしまいます。成績が上がるように、今の状態を少しでも変えたいがために塾に通っているはずなのに、結局言われても変えないなら、通う意味はあるのかな?ということです。

通知表をもらって、「これじゃマズイ」と思う子も多いはずです。ならばなおさら、今の状況を変える必要があると思います。

そこで変えようとしなければ、今までと同じで、成績が上がる道筋も見えなくなるのは、むしろ当然ではないでしょうか。

「せっかく塾に通っているのだから、言われたことは素直にやってみよう」という気持ち、実はすごく大事だと思います。

その気持ちが、他の何よりも成績アップに不可欠なのは、言うまでもありませんね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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