高校生だからこその質問力

今在籍している塾生たちが、今高校生になっている卒塾生たちの努力を見ていないことが惜しいです。

多くの子が高校入学と同時に旅立ってしまうので、受験期の追い込みの姿や、定期テスト前にワーク3周こなしている姿を見せることができていないのですよね。

今度動画で撮影でもしようかなと思うくらいです。

高校生の授業をしていて、英検の試験日まで近くなっているということで、一緒に問題を解きつつ教えていっています。

基本的な解き方と、分からない単語を説明したり推測してもらったりがメインです。

そこで気づいたのが、「真剣に解くとはこういうことなんだな」ということです。

答えを解説する前に、どの答えかを聞き、なんでそれにしたのかをすべて確認するようにしています。

困ったら勘、というのもアリですけど、彼女の場合、どの問題にも「この答えはここが違うと思うからダメ」とか、「この答えとこの答えはここが訳しにくいから悩む」なんて話してくれます。

たいがい、だいたい訳せている文章は正答率が高く、ちょっと濁した訳がもう一歩という印象でした。

そのもう一歩というのも、4択のうちの2択までいってどっちかという惜しいものです。

高校生になると、質問の仕方も上手いです。

4択のうちの2択まで~と書きましたが、それもすべて説明できていて、「この文章のココがちょっと訳しにくい」という質問というか話をしてくれていました。

「この問題が分からない」という声や、手が止まって(何を考えているんだろう)状態はないです。

そういった質問をしてくれるようになると、勉強のやり方というか考え方も一つ二つとレベルアップしていくのですよね。

そしてそれが、「真剣に考えて解く」ことなんです。

せっかく個別指導に通っていただいていますし、先生が目の前にいるのですから、そういった質問をしてほしいです。

頭を使って解いてくれているので、吸収も早いですし、成果も出やすいと思います。

がんばってほしいですね。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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