無理と言えば無理

まちがっている問題には、まちがっている原因があります。

正しいやり方でなかったり、ちょっとしたミスだったり、そもそも考え方が違っていたり。

勉強の本質は、そこを見つけ、改善・修正していくことです。

国語が苦手だったり、そもそも勉強に対する意欲が高くなかったりすると、脳の中が「ムリムリ」でいっぱいになり、先へ進めません。

無理と言えば無理、という状況を、自ら作ってしまっています。

現在、塾生全員に理社国の課題を渡しています。のちに英数も追加していきますが(笑)

決して少ない量ではなく、むしろ多すぎるくらいかなと考えています。その量に対して、どう考えて終わらせていくか。

今年から、その課題に対してのフォローや進め方の見直しを行っています。今までよりも、ずっとやりやすくなっていると思います。

それでも、「ムリ」と言えば手は進みませんし、実際にそう言っている子もいます。そこから、どう気持ちを落ち着かせ、最後までやりきらせるかが、こちらの手腕であり、生徒の変化が楽しみでもあります。

昨日、高校生が来て高校のあれこれを話してくれました。

部活をやっているので、なかなか勉強時間が取れないと言っていましたが、中学に比べて科目が多くテスト範囲も広いから、結局前日に翌日のテスト勉強をするようになってしまうということでした。

高校になると、また学習量が一気に増え、授業進度も一気に速くなります。授業についていくには、脳内に「ムリ」という言葉は作らない方が良さそうです。