「気づいてはいるものの塾から言われない」

夏期講習からルーツに来ていただいている生徒さんには、自身の現状を把握してもらうことを意識して授業にあたっています。

意外と、私たちが指摘することに対しては、「気づいてはいるものの通っている塾から言われない」という声が多数聞かれます。

前まで通われていた塾の先生が、気づいていても言わないだけなのか、それとも気づいていないのか、、、それでは成績が伸び子も伸びにくいです。

生徒自身にとっては、あまり言われたくないことかもしれませんし、言われてショックを受けるかもしれないという考えがあるから、というのは一理あるでしょうか。

ルーツでは、生徒によって言葉を選びながら、ストレートに言った方が良い子、間接的に言った方が良い子を見極めて現状をお伝えしています。

現状を伝えたうえで、「じゃあ今からどうしていこうか」という対策を立てていきます。

本人が現状を分かっていて、「やらなきゃ」という意志があれば、ある程度アバウトな指示でも通用し、本人なりにコツコツ進めてくれます。

反対に、中1や中2生のように、少しずつ勉強への意識が弱くなってきていたり、何もやってこなかった中3生には、月ごと、もしくは週ごとに目標を立てて、進めてもらいます。

おそらく、今までやったことのない量だと思います。

それをこなすこと、やってみることが、まず現状を動かす突破口です。

最後までやりきれなかったら、反省会を私たちと開いて、いつまでにやりきれるか、次はどうやって終わらせる計画を立てようかを一緒に考えます。

結構細かいですが、そういった取り組みって大切ですよね。