ルーツでは、教材は生徒のレベルに合わせて選定しています。各教材会社さんの展示会に足を運び、私たちにとって使いやすいもの、生徒たちにとって使いやすいものを考えながら選定しているので、他塾さんでは使われていないものを使っているケースもあります。
大手の塾ですと、囲い込みではないですが、教材会社との結びつきが強く、「この教材のみ使用する」なんてケースが多いですね。以前勤めていた塾でも、そこの教材会社のもの以外は使わないように御達しがでていました。
今回新設したSPコースも、通常クラスとは教材をよりレベルの高いものに変えています。
テストで高得点を取ってもらうことはもちろん、”自分で考えぬいて答えを導く力”を追い求めてもらうことで自力がつき、旭野や名東へ進学しても十分に通用する力をつけてもらうためです。
試しに、数学がちょっと得意な子にそのワークを使って問題を解き進めてもらいました。
「このワークはどうだった?解きやすい?」に対して、「難しい・・・」との返答。ある意味良い手ごたえですね(笑)
平均して70点くらい取れている子がこの一言ですから、ランクアップさせるには十分な教材の選定だと感じました。
生徒のレベルに合っていない教材を使用して問題を解かせると、なかなか前に進みません。塾に行かず、本屋などで教材を買って一人でやらせているけど全然進まないのは、教材が難しすぎるというのも一つあると考えます。
あとは生徒の意識の問題ですけど。。。
たとえば「まだ塾に通わせるのは早いかな」と感じている小学生のご家庭に、ワークの選び方を伝えるとするなら、”学力よりちょっと易しめのワーク”を選ぶのが良いかなと考えます。
張り切って難しいワークを選びたがるのが本人ですが、最後までやりきるという観点から見ると、難しいワークは最後まで続きません。ちょっとやらせたらどんどん進む~くらいのワークの方が勉強にもとっつきやすいですからね。
間違えたらできるまでもう一度、もう一回と解かせてあげれば、最後までやりきる力もつきますし、理解できます。
ちょっと話がそれましたが、生徒にとってレベルの合う教材を使用して、理解を深めてもらうことで、力も徐々についてくるのですよね。生徒に適正な教材、正しい努力をしていくことで、成績も伸びてきます。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.