調子が悪いときは”切り替え”て

どんな生徒でも、3ヶ月以上授業を見させていただいていると、好不調の波が見て取れます。

「いつもならこれくらいのレベルの問題は解けるけどなぁ」「今日はめっちゃ順調だ!!」

そのように心で思ったことは、ほぼ生徒たちに伝えています。

魂が抜けているようなら引き締まった表情になりますし、良い調子の時は良い顔をしているものなんですよね。

調子が悪いときは、一度手を止めて、集中し直すようにあれやこれやと話をします。

スポーツでも、「流れ」ってあると思います。相手がミスをしてくれてこちらに点が入るとか、いわゆる”ラッキー”です。そこから続けて点が入ると、これは良い流れですし、「ガンガン行こう」って考えます。

反対に、どうもミスが続いたり、やることなすことが裏目に出たりするときもあります。こうなるとイライラが積み重なるものです。

そんなときに、一度手を止めて”切り替え”ることって、流れを止めることにもつながるので、良いと思うのですよね。

今日は塾生たち・・・中1で習った表面積や体積が求められない、あるいは比例のグラフがかけない子がいました。

とにかく苦手だから手が出せないというオーラ全開だったので、一度ストップ。

解き方から再確認して、順番通りに解いてもらいました。そうすると、できるのですよね。苦手だから、解けるようになりたいから塾に来て理解しようとしているはずです。

仮にそれでできなくても、一度気持ちを”切り替え”て、再チャレンジしていくと、いずれ答えにたどり着きます。そういった段階を経て、できるようになっていくものなんですよね。

そういったひっかかりを、一つずつ一緒に取っていきます。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.