桜が満開ですね。
気温も暖かく、生徒たちも新学期を迎える手前で表情が良いです。
明日から新学期、良いクラスのメンバーと1年を迎えられることを願っておりますよ。
新年度の最初は、習う内容の難易度も下がる分、力を入れていることはノートの書き方です。
字や=をそろえたり、数字やアルファベットの区別を明確にするように指示を出します。
生徒によっては、書き方まで伝えることがあります。
男の子の親御さんに多い悩みの一つが、「字が雑」「字が汚い」など、我が子が書く字についてです。
生徒たちのテストや提出物を常々見る機会がありますが、親御さんの言う通り雑・汚いというのはよく分かります。
おそらく、そんな我が子の字を見て「もっと丁寧に書きなさい」「もっときれいに書こうよ」などと我が子に言い、その場では少しおさまるものの、翌日には元に戻っている、、、なんてことはアルアルだと思います。
本来なら、ご家庭で改善していけるのが一番だと思います。
実は、字が雑、汚いだけで損することって結構多いのですよね。
テストで、「6って書いた」と生徒は自信満々に言いますが、先生は「これは0だな」と判断してバツなんて、もったいないです。
提出物でも、学校の先生がチェックしますから、雑さ加減で「あーはいはい、この子はいつも字が雑ね。適当にやってるんだな」と思われても仕方がないです。
チェックをする先生の側に回ってみれば分かると思いますよ。
極めつけはマークシート。
ちゃんと色が塗られていないという理由で処理されずバツになった、そんなことが実際にありました。
そのときの本人の顔は、今でも覚えています。
字を丁寧に書く、とは何回も言われるのは小学校も低学年までではないでしょうか。
それを中学生で言われることを、まず「アカーン」と思って、取り組んでみてください。
字を丁寧に書いたところで、問題を解く速さにそこまで変わりはありません。
なんなら、頭で問題を解きながら少し時間をかけて字を書けば、速さは一緒です。
勉強全般に対して、良い方向に進んでいくなら、変えていくことにポジティブであってほしいものです。