今日で面談が終了しました。
今日のご家庭は、中2の夏から仲間入りいただいていて、じわじわと右肩上がりで点数を伸ばしてくれている子です。
大きく褒めたいところですが、すぐに調子に乗るボーイですので、控えめに褒める程度で落ち着きました(笑)
なにしろ内申点が足りていないので、冬に受験した全県模試でも、点数自体は足りているものの、パーセンテージは低いという結果・・・お母様も、頻繁に「モッタイナイ」という言葉を発しておられました。
もちろんテストの点数でも評価されますが、男の子の場合、特に授業態度・・・先生の目を見てうなずいているか、また提出物は期限を守っているか、○付けなど雑になっていないか、生活態度ではっちゃけていないかなどを厳しめに見られています。
そういった部分も含めて、中3に上がるこのタイミングで、内申点をしっかりもらえるように日々の生活から改善していく必要があることをお伝えしました。
こちらのご家庭ですばらしいなと感じた点は、「お母様が即席でテストをした」ということです。塾に入るまで、本人が良く言うと自由気ままに生活をしていた(笑)ようなので、テスト前でも「ちゃんとやってんのか心配」と確認をしてみたそうです。
その場では社会の語句を、お母様が質問して答えてもらう形式で進めたそうですが、しっかり答えられていたようです。
もう中学生くらいになれば、生徒に任せるor塾で聞いてこい的なスタイルのご家庭が多いと思いますが、「ちゃんとやったのか?」を確認するには、その場でテストしてみれば早いですよね。
そこで答えられれば親としても「あっやっているんだね」と認めてあげられますし、答えられなかったら「はい、もうちょっと覚えようか」とかその場で覚えさせて再テストをさせてあげてもいいです。
点数がある程度取れている子には、基本を確認させたうえで、「どの辺が心配なの?」と一声かけると、だいたい答えてくれるはずですから、そこを一緒にテストしてあげたら、生徒からしてみるととても心強いです。
テストをする側は、教科書やワークを持っていて、答えが載っている部分をテストすればいいわけですから、そんなに難しいことではないと思います。出す問題も、太線で書かれている重要語句だけで十分でです。
それをしていくことで、子どもの学力を把握しやすいですし、家でも勉強できる環境が徐々に作られてくるのではないかなと考えます。
応用問題も、すべては基本から。勉強の質は、量をこなしてこそ身についてくるものです。
新中3生には、この春から必死になってもらいましょう。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.