今回の中間テスト、ちょこちょこブログでも喝を入れていましたが、やはりエンジンがかかるのが遅いというのがそのまま影響したような結果でした。
雰囲気も、緊張感の中勉強できたのは直前の2~3日ほどではないでしょうか。
これが5日前、1週間前あたりからできると、また変わってくるものと考えます。
それにしても、漢字の間違いが多すぎますね。中には、東西南北が分からない中3生まででる始末・・・頼みますわ。
おそらく、小学生のころに漢字への意識がほとんどなかったのだろうなという印象です。
林先生の初耳学で、東京都立麹町中学校の工藤校長と林先生の対談が放送されていました。
工藤校長と言えば、公立中学校で様々な改革を実施されている方です。
いきなり明日からこのシステムで改革していこうにも、障害は多くありすぎて難しいとは思いますが。
その対談で、「漢字の書き取りの宿題を早く終わらせるために、辺だけ連続して書いて、残りだけを連続して書くなんてまったく意味がない」という話をされていました。
まったくおっしゃる通りですよね。その時点で、宿題の意味が崩壊しています。
宿題は、学校や塾で習った内容を定着させるため、また理解を定着させるために出しています。おそらくそれは、よほど生徒の成績に関心がない塾以外はほとんど共通認識です。
でも、残念ながらそうやって宿題をこなしているがために、今にツケが回ってきていることを、私たちは理解していますが当の本人たちは理解していないのですよね。
今回のテストで言えば、中3生でも漢字問題が15問出題されていました。確実にできていれば、それだけで15点は取れますが、実際に10点以上取れている子が何人いることか。
また、理科や社会でも、漢字が違うことでバツにされているケースもよくありました。
全体的に、ちょっとしたことを修正していけば点数を上げられるようなので、期末に向けてまたここから一つずつ確実に進めてほしいものです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.