”ってことは”を頭の中に思い描く

先週実施したテストの直しを授業内で進めています。実はあのテスト、特に数学は、小学生の内容からさかのぼって出題しています。

特に割合、速さのあたりは、小数の計算も含まれますし、中学でも使える部分ばかりなんです。

数学が苦手な子は、案の定みなひっかかっていました。とても分かりやすいテストなんですよね。得意・不得意の差が。

ただ、幸いなことに直しを進めていく中で、ちょっと説明をすればすぐに解いてくれるので、かろうじてでも覚えていてくれるようです(笑)

問題を解いていく中で、手が静止画のようにピタッと止まるケースは出てきます。もしくは、勢いだけで解いて細かい部分、たとえば英語であれば動詞の変化や、数学で言えば符号などをミスすることも多くあります。

そのたび、「自分で考えて直しなさい」と目の前で指示を出します。

答えを言うのは簡単ですが、それで身につくわけがないですからね。そしてその「考える」というのはどういうことか、、、問題文や自分の式を見ながら、「これはこうやって計算した。ってことはこうかな?」と独り言を頭の中で言うことです。

「ってことは」を言いながら問題を解いていくと、頭の中で考えられるようになります。もちろん、頭を使いますから、疲れも今までと段違いに出てくると思います。

まあ、疲れがたくさんやってくるなら、ふだん頭を使っていないということになりますがね。

「ってことは」という言葉を多く使えるようになると、よく考えられるようになってくると思います。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.