”目に見える成果”は、がんばった子に与えられる

週明けの月曜日は出校日、そこから10日弱で夏休みが終わります。

ここ最近、雨がずっと続いているせいか、今までで一番夏休みが長く感じるのは私だけでしょうか。毎日が暑いのもイヤですが、毎日が雨というのも微妙ですね。

夏休みも終わりつつあるこのタイミングで、じわり成果が出てきている中3生、、、ようやく受験生らしくなってきたかなという印象です。

今日は理科の化学分野を進めていきましたが、かなり理解度が上がっていました。間違えた問題に対して、こちらからの説明を聞いている様子を見ていると、ちゃんと理解しようとしているのが分かります。

こちらの指導に対する反応がいいのですよね。なかなか言葉では言い表せないのですが、そうした感覚があると、「あっここから伸びていくな」と直感的に感じます。

中2生たちは、こういった子の背中を見て、「よし、来年は自分がああいう姿になるぞ!」と決意を固めてくれるといいです。

塾内に良い見本があるって、とても良いことだと思うのですよね。どのくらい勉強したらいいのか、何をやったらいいのか、質問の仕方は、勉強に対する姿勢は、いろんなことがその姿から見えてきます。

さらに、そうしたがんばりが塾内に広がっていくことで、塾内の雰囲気はより良いものになってきます。簡単に言えば、みんなががんばる空間になっていくということです。

塾はがんばって当然の場所と思う方も多いと思いますが、案外授業はもちろん、自習も真剣にやれる塾って多くない気がします。

コツコツ積み重ねた努力から、”目に見える成果”がじわりじわり、ドーンと出てきます。そうした成果は、がんばった子に与えられるのですね。

ちょっとやって出た成果は、やはりちょっとです。そうした経験をどんどん積み重ねて、ドーンと目に見える成果を出していってほしいものです。