最後までやり切る!

中1ボーイと、英語の授業で単語テストを実施しました。

見て覚えたり、書いて覚えたりと方法はいくつもあると思いますが、ルーツでは断然「書いて覚える」よう指示しています。

学校のテストなどで、なんとか思い出そうとして最後の最後で決めるつづりは、自分の利き手で何度も書いた感覚だと思うのですよね。

私たちは、そうやって何度もクリアしてきた経験則があるので、「書いて覚える」ように指示ができます。

話を元に戻して中1ボーイ、単語を覚える時間を取り、数分後にテストをしてみました。

もちろん、その覚える時間で”どうやって覚えているのか”をチェックしながらです。

すると、手を動かす様子はなく、目で見て覚える、全く書く様子すらありません。

結果は、案の定8問中半分ほどしか取れていませんでした。

中1生で多く見られるのが、「単語を覚えてどうなるの?」問題です。

テストで出るよ、英語は単語が書けないと文章も書けないよ、そんな言葉を伝え続けていますが、いまいちピンと来ていないようです。

上記ボーイは、授業の最後にも単語テストを行い、残念ながらちょこっと間違って満点ではなかったので、少し居残り特訓をしてもらいました。

「単語テストが満点だったら授業を終わろう」と声掛けをし、覚える時間を与えたにもかかわらず、変わらず手を動かす様子もなく、必死さはなさそうでした。

ということで、当然最後まで覚えるまでやりきってもらいました。

授業が過ぎて10分ほどでしょうか、自分から「テストをする」と言って無事に満点合格できました。

悪い表現をすれば、中学の内容をなめきっているなという感覚ですし、良く言えばまだまだ中学の内容に対して、どれだけ勉強すればいいのかが分かっていないのだろうなとも思います。

こういった子は、こちらがこの子の手綱をしっかり握って、こちらの言うとおりにまずはやらせることからで、自分のやりたいようにやらせることは10割中1割程度からスタートです。

来週からより単語テストの量を増やして様子を見てみましょう。