今日は中2生の2人にスポットを。。
まず一人目は、数学の証明のときの質問でした。
「先生、、、この問題のここが分からないんですけど・・・。
いや、ぼくなりに、こう考えて、こういうふうに証明したらできるかなと思ったのですけど、どうですか?」
この質問に、この子の成長ぶりをとても感じました。
それに対して、
「ん~その考え方、いいよね。そうやって証明すると、説明を受ける側も分かりやすいし、
○○と××が等しいことの説明がつくもんね。・・・」
わりとおとなしいタイプの子で、答え合わせをしたときも反応がうすかったのですが、
徐々に、「あ~、そうだったか、なるほど~」と言うようになり、
上記に書いた問題の答えに対しても、「あ、そこを見ればよかったのか」と、
しっかり問題に入っていった中での納得感だったので、次出てきたときには解けそうです。
この積み重ねのおかげか、数学も英語も、解くペースが上がり、
同時に正答率もかなり上がってきました。
この子なりの勉強への意識が、どんどん高くなって、積み重ねていっているように感じます。
この調子で進めていってほしいですね。
次はもう一人の子について・・・。
井上先生と、家でこの子の進路について聞いたという話をしていました。
現状から考えると、一つの高校はまあいけそうなところ、
もう一つは3年になって相当に努力していけるところでした。
それは私と井上先生と一致していて、今日の授業で話した時にも本人と一致していました。
そのうえで、アドバイスを少々。
「ちょうどさ、後ろの自習スペースで偉大な先輩ががんばっているじゃん?
だから来年、あの子たちになればいいんだよ。
夏までは部活で忙しいから、夏休みからでいい。
そこから、あの子たちのように、それこそ毎日自習に来て、一日一日一つ一つ、
分からない問題をなくしていくんだよ。そうすれば、いけるはずさ。」
背伸びでもなんでもなく、この子の力なら目指せるという判断のうえで伝えました。
この子も、「じゃあ、ここで決意表明するよ。がんばります!!」
そう返してくれ、授業ファイルにも自分の字で記してくれました。
お母様とも、高校の先にある進路について、また将来の職業について話しているようで、
本人にも火がついているような様子でした。
ご家庭で、背中をおされているのではなく、背中を押してもらっているような印象を受けました。
背中を押されるのは、ご両親の意思で「しっかりやりなさい」ということ、
私もこの状態でした。。。
背中を押してもらうのは、ご両親と本人との意思確認のうえで、「しっかりやりなさい」ということ、
ようは本人の意思があるかどうかです。
どんな行動をするにしろ、本人の意思ってすごく大事だと感じます。
特に、塾で指導するようになり、親御さんと生徒の様子に触れれば触れるほど、
感じるようになりました。
もちろん、通っていただいている途中でことの大事さに気づき、
がんばってくれるようになる子も多くいますけどね。
その気づき、大人になっても持っていてもらいたいものです。
さて、私立入試は明日まで、そうすればすぐ1か月後には公立入試です!
中3生、受験生、もう一息!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.