うすうすと感じていたことですが、小学校で習った算数、特に分数の計算が弱い子が多くなってきているように感じます。
整数-分数の計算は、感覚でいくと3割くらいはできていないと思います。
おさらいも兼ねて、この春にちょっと取り組むことも検討中なんですよね。
「中学生で小学校の内容をおさらいするの?」なんていう親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、中学校の内容は、小学校の内容の延長線上にありますし、その内容がしっかり理解していないということが、今の点数に表れていると考えています。
また、4月から中学生は教科書が変わることで、英語が特に難しくなる印象を受けています。
なんとなくですが、これからの英語は平均点が今までよりさらに低くなると感じます。
高校から下りてくる内容も複数あり、そのことで中3で習っていたことが中2に下りて、、、さらに習う英単語がかなり増えてと、やること盛りだくさんです。
ということで、今英語に苦手意識を持っている子は、早々に対策を取っておかないと、ここからかなり厳しくなる予感です。
さて、今日は1件のご家庭と面談をさせていただきました。
親御さんを交えての面談は、昨年ぶりです。
その中で、生徒さんの様子を伺うと、塾に行くのは苦にならない、楽しんで通っているというお話をいただきました。
ありがたいことです。
今回の学年末で、ピョコっと2教科の点数が伸びたので、自信にしてくれるといいなと思います。
また、だからといって気を抜くでもなく、ルーツから出されている課題に真剣に取り組んでいるともお母様がおっしゃっていたので、まずはこちらの思うところに進み始めているかなという印象です。
コチラの理想としては、「いやー、今日もたくさん課題が出たわ~」と、帰宅後におうちで笑いながら話している場面でしょうか。
あまり前向きになれない勉強について、また学校だけでなく塾まで通ってしている勉強について、笑いながら話せることって、大変な中にもなにか楽しむことを見つけていることにもつながると思います。
そしてそれは、大人になってからも大切な考え方ではないかなと思うのですよね。
通ってくれている子たちには、ステキな未来を送ってほしいですし、学力がちょっと足りないからとその道をあきらめてほしくないという想いを込めて、必死に笑いながらやってもらいましょう。