違う形式でいかに答えられるかはコレが大事!

塾で進めた単元が、ある程度学校より先に進んでいるので、授業冒頭に小テストを組み入れるようにしています。

通常でも反復して最初の方から解いてもらっているのですが、何度も解いているので正直答えも解き方も問題ないのですよね。ただ、だからといってもうやらないというのは当てはまりません。

その証拠に、冒頭に書いたようにちょっと文言が変わったテスト形式になると解けない、という子もチラホラ出てきます。

通常授業ではスラスラ解いているのに、ちょっと言葉が変わるだけで「ん?なんだこれは。」となるなら、反復もまだまだ流れでやっているように感じられます。

表題の件、違う形式でいかに答えられるかは、「自分の知っている言葉に言い換えられるか」が大事です。

自分の知っている言葉なら解けるはずです。ホイホイと。ちょっと言葉が変わったらできないということは、その言葉通りに解こうとしているから解けないということです。

つまり、自分の知らない言葉になっているから解けないってことになります。

だから、その「自分の知らない言葉」を、「自分の知っている言葉」に置き換えるだけで、グッと正解率は高まります。

大人ならば、仕事ででくわす知らない言葉は調べたり聞いたりして覚え、使うことで自然と上記のように置き換えています。

ということは、この「言葉を置き換える」ということは、仕事に就くときにも必要な作業になっているということですね。

まずは基本となる語句とそれに対する説明を覚えて、ちょっと変わって出てきた文言は、自分の知っている言葉に置き換える練習をしてみるといいです。

教科書と学校ワーク、塾ワークと3種類あれば、それこそちょっとずつ文言も変わっているはずですから、それで練習すれば3通りの言葉が覚えられるはずですね。

同じ語句の説明がどうされているかを見ていくのもおもしろいと思います。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.