中間テストの結果を、井上先生が作成してくれました♪
なんか、少ないですね。期末テストは、中間テストの範囲からも出題される教科があるので、月曜日までが締切りだったテスト直しを見返しながら、中間テストの範囲も再確認して点数を上げましょう。
今月から仲間入りした中2ボーイに、テスト前の過ごし方について火曜日に話をしました。
「ワークを3周やってみよう」「やり方はこうだよ」
こうした説明は、一方的にかつちょっと長くなってしまうものですが、本人はうんうんとうなずいてしっかり聞いてくれていました。
分からない部分は質問をしてくれ、量が多く大変になることに対しても、「ふーん」という表情で淡々としていたのが印象的でした。
先日、とあるやりとりをしていたときに、「絶対無理」という言葉を久しぶりに聞きました。もう、何年も聞いてないですね。
高校の先生をしていた時に、ギャル風な女の子が笑いながら言っていたことを思い出します。
教育の現場に、教員も含めて15年以上経ちましたが、非常に悪影響を及ぼす言葉の一つが「絶対無理」です。
親御さん方には、我が子に対して、また周囲に対してそれこそ「絶対」に使わないでいただきたいと切に願います。
幸い、今までにもルーツに通っていただいて巣立っていったご家庭方は、そのような言葉を使用していませんでしたし、今後もそうであってほしいと思います。
なによりネガティブですし、雰囲気も悪くなりますからね。
動物の中で、言葉を使用してコミュニケーションをとることができるのは人間だけです。
そして、その言葉が、良くも悪くも人に、そして自分自身に影響を与えます。今も、与え続けているのですよね。
我が子にポジティブな言葉をかけ続ければ、ポジティブに育ちますし、逆もしかり。
冒頭で記した中2ボーイは、現在は成績が振るっていません。本人も自覚しており、合計点もルーツ基準をなんとか満たしている状態です。
ですが、彼は伸びると、半ば確信に近い形で私たちは感じています。
理由は、「質問の仕方が素晴らしい」からです。
さらに、「絶対無理」とも言いませんでしたし、嫌な表情もしませんでした。
塾生の中には、「分からないです」といってパッと私たちに答えを求めようとする子がいます。
ところがこの子は、「これってこういうことですか?」という質問をします。
頭の中で考えていないと、自分がどこまで理解できているかが分かっていないとできないことです。
これだけの質問ができて点数が思うように取れていないということは、どこかに原因があると思いますし、それを見つけて改善してあげることが私たちにできることです。
「分からない」と丸投げすることは、理解しようとしていないので、実は成績が伸びにくい典型的な例なんですよね。
答えを見ればすぐに分かります。ポイントは、そこからどうするか、なんです。
そうした言葉の使い方って、環境によって大きく変化します。
だからこそ、「絶対無理」なんて言わせない!!
良い言葉を使っていきましょう!