言葉の解釈合わせ

ふだん、丁寧に教えることを授業中に意識しています。

本人が分かってくれて、問題を正確に解けたときは嬉しいですし、解けなかったときは言葉を変えたり図の描き方を工夫したりして、分かってもらえるように心がけています。

今日は、車のディーラーさんに用事があったので、朝から動き回っていました。少し時間ができたので、本屋さんでいくつか本を吟味し、購入してきました。

それらの本の中に、「上司と部下で言葉の解釈を合わせる」という部分がありました。これは、実は私が気に入っている本の中にも書かれていて、まさに意識しようとしている部分です。

年を重ねるにつれ、語彙力なるものは少しずつ増えてきたかなと思う一方で、中学生たちに自分の言葉が果たして伝わっているのか、伝わっているならどれくらい伝わっているのか、最近特に気になるようになりました。

というのも、時間が経つと教えたことや意識してほしいことが、少しずつできなくなっていたり、改善してきていたことが元に戻っていたりすることが、多く目につくようになっています。

まだまだ徹底できていないと同時に、ふとした疑問で「伝わっているのかな」という考えに至りました。

と同時に、まだまだ勉強途中だなとも思います。

冬期講習に入ってくるこのタイミングで、各自少しずつ話を聞いています。冬期講習で取り組むこと、中3は年明けの学年末に向けて、下級生は現在の勉強への取り組み状況などなど。。。

話を聞くことは、生徒にとっては大人に対して自分の考えを述べる良い機会ですし、なかなか自分のちゃんとした意見を述べることも友達にはないと思いますし、私たちにとっては塾を進化させる手段の一つであるとも考えています。

また、そうした中で、私たちが思っていることと、生徒が思っていることの解釈を合わせていくこともできるであろうと考えています。

もっと、ルーツという場所が、生徒が居心地よく勉強できる空間になっていけるように、日々精進です。