通知表をもらって、一喜一憂している表情を見ています。
今年は、男の子は3~4上がっている子が多く、反対に女の子は下げてしまっている印象です。
夏休みを経て、勝負の2学期に入っていくわけですが、内申を上げるにはこの夏休みが一番大事というのは言わずもがな、ですね。
通知表を一緒に見ながら、各自にこれからの内申点の上げ方をアドバイスしていっています。
こうしたアドバイスをしたあとで、2学期に内申点を上げてくれる子は多いので、こうした時間は、実は気に入っているのですよね。
具体的なアドバイスとしては、実力がある子、実力以上に内申点が良い子、運動が得意な子に大きく分けて伝えています。
実力がある子は、テストでの点数を上げることです。
具体的に、〇〇点が取れたらだいたい通知表で5は取れる、と伝えています。ここは、平均点に左右されないような実力は必要です。
実際、中3ボーイにも、「中間・期末の平均が〇〇点、あと〇点で5になる」という話をしました。
そうした目安が分かれば、勉強への身の入り方も変わってきますもんね。
実力以上に内申点が良い子は、アプローチを変えます。もちろん実力をつけてもらうのもそうですが、9教科の中で上げられそうな教科をリストアップし、その教科についてどうやって1つ上げるかを話していきます。
おそらく、学校の面談では、「この高校に行くには内申がちょっと足りない」くらいの話だと思います。
だからこそ、上記のような声掛けって本人のやる気にもつながる大切な言葉だと考えています。
いかにがんばってもらうか、点数を上げるには、内申を上げるには、まずそこからですよね。