時間があるときに、塾に関連するサイトや記事に目を通すのですが、その中でかなり目にするのが、「通塾する目的」です。
5月に書いた記事にもありますが、結局塾に通うのも、本人の意志がなければ伸びません。
時々親御さんが、「成績が良くないから連れてきました」とおっしゃるケースに遭遇しますが、そういう子は半年くらい経過して次に移っていきます。
おそらく、塾を転々とするご家庭の典型的な例でしょう。
「通塾する目的」でだいたい上位にあるのが、「成績が上がる」ことと、「楽しく通う」ことです。
もちろん塾ですから、成績が上がることが大前提にはなると思います。
楽しく通うという理由には、いくつかあると思います。先生がおもしろいとか、友達と一緒とか、、、
その中でも、「良い塾」に通っている子は、おそらく「塾が楽しい」のだと思います。
塾が真価を発揮するのは、間違えた問題に対してです。いかに理解させ、反復させ、生徒のモノにさせるか。そのために、どう教えるか。
生徒から見れば、間違えても、丁寧に教えてくれると、分かりやすいと思います。
今は夏期講習中なので、過去にさかのぼって問題を解いてもらっていますが、やはり忘れている公式や単語、語句は多々あります。
そこで、「あーそうだった」と言いながら直す子は、楽しく通っていますし、今後伸びてくると感じます。言わずとも、表情に出ていると、そう感じます。
隠しながら問題を解いて間違えるより、堂々と解いて、間違えても「あーそうだそうだコレだ」という言葉を声に出して、勉強しようという姿勢でいると、力もついてくるはずです。
私たちとしては、そんな言葉を言わせながらどんどん引っ張っていきたいと考えて教えています。
その方が、楽しいですからね。勉強は、大変だけどつらいものにはしたくないです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.