中1生がここからひっかかるパターンはコレ!

夏休みが終わり、来週、再来週に中間テストが待っています。

おそらく、塾に行っていない中1生の半数くらいが、ここから英語や数学でつまずいてくるころだと思います。

理由は、授業の進度が上がることと、難易度が上がること、この2点です。

まずは進度について。

中1の1学期は、なにかとイベントごとなどで授業がつぶれ、また学校に慣れてもらうために、授業進度はそこまで速くありません。

夏休みを過ぎて、9月は体育祭があるものの、年間で決められているカリキュラムがありますから、進度を上げざるを得ないのですね。さらに言うと、脱ゆとり教育で、内容が増えてしまいましたからね。

結果、生徒がついてこようがついてこまいが、一定のペースで授業は進みます。ついていけないなら塾で、、、という考えももしかしたらあるのかもしれませんね。

二つ目の難易度について。

英語では、be動詞と一般動詞を1学期で習い、その区別が十分でないまま2学期をむかえると、「三人称単数のs」でひっかかります。同時に、覚える単語数も増えるので、単語が苦手な子は、この時点でかなりつまずきます。

数学は、文字式と方程式が入ってきます。文字式で、等号・不等号の問題は、文章力がないとどちらを大きくするかで引っかかります。分配法則で後ろにも数字をかけたりわったりすることも必要です。

上記の理由で、平均点ベースで言うと、1学期末から15点くらいは下がります。毎年。

しかし、それ以上に気にかけてほしいこと、気にかけないと中1生がここからひっかかるパターンは、ほんのささいなことです。

英語で言えば、「文章の先頭は大文字にする」ことだったり、「単語を正確に書ける」ことだったり、文末にピリオドやクエスチョンマークをつけることからです。

数学では、マイナスをつけるのかつけないのか、方程式で移項したときに符号が変わっているかどうか、というところです。

実は、そういったミスを防ぐだけでも、10点くらいは変わってきます。毎年、中1生たちを見させていただき、そういった部分でひっかかっている子が、直すだけで点数が上がるケースは割と多いです。

今日も、井上先生が担当している英語で、夏休みでずっと引っかかっている英語の「先頭を大文字」が修正されていることで褒められている子がいました。

時間をかけても、修正ができれば、点数につながってきます。以前は、先頭が大文字でなかったから全部バツだったこともありましたから、大きな進化です!

このテスト前だからこそ、そういった基本中の基本を、一問ずつ意識しながら解いていくことが大切です。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

スポンサーリンク
ルーツの広告
トップへ戻る