テスト直しのしかた

昨日行った模擬テストの直しを進めています。

答えを言っていくのもいいですが、個別ですので、まずは答えを渡して、

そこから自分なりに考えつつ答えを書いていってもらっています。

すると、生徒によって直しの仕方が違うことに気づきます。

当然と言えば当然ですが、、、

点数が取れている子は、答えを渡しても、一度自分で何が違うのかを考えます。

解説を見ながら、どこで違ったのか、どう考えればいいのかを考えているのですよね。

対して、まだまだ点数が取れていない子は、とりあえず答えを写して、

書き終わって私たちからの指示を待っている状態です。

そこで考えられることが、「直し」の意味ですね。

答えを「直す」ことが直しなのか、答えを導く途中を「直す」ことが直しなのか、ということです。

答えを導くには、そこにいたる途中式が必要です。

結果を出すには、そこにいたる努力と過程・・・プロセスが必要なのと一緒です。

どちらにせよ、まずは問題文を読むこと。

その問題は何を聞かれていて、どんなヒントがあるのかを見つけることが、問題文を読むということです。

そのうえで、今まで覚えてきた文法や公式のどれを使うのかを考え、

どうあてはめてどういう順番で解くのか、、、それが最初に問題を解くときにすることですよね。

答案が返ってきて、答えはどうだったかを確認、正しい答えを書いて、ハイ終わりだったら、

だれでもできます。

小学生でもできますよね。

次、同じような問題が出てきたときにできるようにするのが、直しです。

答えや途中の過程を「写す」のは、ただコピーするのと一緒ですね。

なんでそんな答えになるのか、自分の答えのどこが違うのかに気づいて、

次からはこうやって解こうと思い、実行するのがテスト直しのしかただと考えます。

今日、塾生で「ここでできるようになっても、テストになるとできない」と言う子がいました。

テストになると頭が真っ白になってしまったり、あるいはテストまでに忘れてしまったり、、、

生徒個々において、理由はあるでしょうが、多くの子は、単純に量が足りないと思います。

塾でできてテストでできないということは、定着していないからなんですよね。

だから、いざというときに忘れてしまう。。。

あとは、正しい解き方を理解していないということでしょうか。

小手先のテクニックなどは使えるけど、基本はあまり理解していない状態です。

どちらにせよ、まずは型をしっかり作ることが必要だと感じます。

その型を作るために、やはり量が必要なんですよね。

学校ワークを3周こなすこと、そこから塾ワークを使用していろんな問題形式に慣れること、

そこまでして努力が反映されると思います。

あと1週間、必死にがんばってほしいです!!

今日は、おみやげをいただいてしまいました☆ありがとうございます☆

志望校に合格したということで、お出かけされたようです♪

高校生活、楽しみですね!

おいしくいただきます☆

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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