生徒の中には、同じ単元・同じ問題でひっかかってしまう子もいます。
でも、それをできるようにするために、塾があるようなものなので、
そこは放置せずに、理解できるまで一緒に解きます。
今ひっかかっている単元は、中1で習った「立体の表面積」です。
表面積は、底面積+側面積で表すことができますが、
意外と手間がかかるのが側面積ですね。
様子を見ていても、側面積を求めて、そのままそれを答えにしてしまうことが、
何度もありました。
問題を解くときに、上記の公式は分かっているのです。
でも、問題を解き進めると、いつのまにか最初のことを忘れ、
今求めたものだけを答えにしてしまう・・・
まだまだ力のない子にありがちなケースです。
そこから、いかにして力をつけさせるかは、段階を踏みつつ、
どこにゴールがあるのかを、感覚的に理解してもらう必要があります。
力のない子は、1問に時間をかけすぎて先に進まないか、
少し解けたら、それで終えてしまうことが多いからです。
こういった段階を経て、ここまで答えを出すこと、そこへ導いてあげることです。
当然、そういった流れは時間がかかりますよね。
だから、つきっきりの指導で段階を一緒に引き上げていきます。
昨日、思うように解けなかった子が、今日は1段階上げて解いてくれました。
あと一歩で正解まで来ています。
もちろん、2学期の予習も進める必要がありますし、他に復習する部分もまだあります。
でも、そこをできるようにしてあげないと、いずれまた出てきますからね。
公式を覚えるということ、その公式を使って解けるようにすること、
そして公式をいつでもどこでも使えるようにすること、、、
その3つを常に頭に入れて、問題を解き進めてほしいですね。
昨日よりも今日、今日よりも明日、できるようになっていればOKです!!
TOMORROW IS ANOTHER DAY.