先日いただいたお問い合わせの中で、こんな声を聞きました。
話し方的にも少し強めの言い方で、短くまとめると・・・
「うちの子も、できる子みたいに勉強のやり方が分かれば、
点数が取れるようになっていくと思うのですがね~」
たしかに、点数が取れている子は、自分で何をすべきか分かっています。
がしかし、そのやり方はみんな共通ではありません。
ふせんをはって、テスト前に再度確認する子もいれば、
いろんな問題を解きまくって解答パターンを身につける子もいます。
もちろん、みんな勉強量はそれなりにやっていることに違いはありませんが。
みんながやっている場で、集中してやっているか、
家で超集中してやっているか、です。
簡単に言えば、「分からない問題を、どれだけ繰り返してできるようにするか」
ですね。
勉強法は一つではない!
語句を覚えること一つとっても、すぐに頭に入ってくる子もいれば、
何度も繰り返して頭に入れる子もいます。
語句を覚えてテストに臨むこと、覚えた語句をうまく使ってテストに臨む子では、
どちらが点数を取れるかは一目瞭然ですね。
思うように点数が取れていない子は、前者である可能性が高いです。
いろんなワークを見ると、一つの語句をとってみても、
違ったニュアンスの文章で聞かれています。
それらに対して、同じように答えることができれば、後者として、
テストに臨むことができます。
自分がどのレベルに達しているか、という目線で見たときに、
ルーツにある5段階の掲示は、とても分かりやすいと思います。
できない ⇒ 分からない ⇒ 分かる ⇒ できる ⇒ 教えられる
語句を覚えてテストに臨むことは、 分かる の部分でしょう。
そこから、さらにやりこむことで できる に達するでしょうし、
教えられるようになったら、少し難しい問題が出てきても、
考えて対応することができると感じます。
こう考えると、物事には流れがあるということが分かってきますね。
勉強法も、流れをつかんで覚えられるようになると、
頭に入ってきやすくなると思います。