とある生徒のお母さまから、「時間を計って勉強させてみました」
という内容のコメントをいただきました。
ルーツファイルに、毎回の授業記録を記した日報をはさんでいて、
そこで保護者様とやりとりをさせていただく機会が多いのですが、
その日報内でのことです。
お母様が時間を計って勉強をやらせるのは、大いに良いですね。
むしろ、わが子の勉強を応援していて、しっかり見ているということですから、
勉強をする環境としては、とても良いです。
よく、「頭が良い子はリビングで勉強する」なんて言いますが、
親がなにか家事をしていたり、作業をしていたりする中で勉強をすると、
「もしかしたら見られている?」「お母さん・お父さんもやってるからやらなきゃ」
なんて思いを持つので、勉強に集中するようになるようです。
上記のご家庭も、時間を計って生徒にやらせるのはとても良いので、
あとはその姿をお母様が見守るか、一緒に・・・例えば本を読むとかしてあげると、
我が子も少しずつ集中し始めてくると考えます。
だれでも、一度言ってそのあとずっと聞くということはあまりありません。
手がかかるから、人間、成長していくのですよね。
何度も繰り返して、必要なら同じことを何回も伝えて、できるようになっていきます。
勉強も同じで、間違えた問題を、何度も解いてできるようにすることで、
理解が深まり、自分のものになっていきます。
まだ時間を計って生徒にやらせる期間が短いようなので、継続していくことですね。
もちろん、ご家庭で協力いただいていますから、
私たちもご家庭に大いに協力していきたいと思います。
ということで、さっそく生徒に伝えました。
「時間を計って勉強することは、勉強時間を短くすることになる」
10ページのワークを終わらせるのに、ダラダラやるのと、時間を計って、
集中してやるのでは、後者のほうが速く終わりますよね。
そういった意味を込めて、上記のように伝えました。
まだ2年生、、、継続して取り組むことで、定着していきます。
生徒自身も、半信半疑というかあまり乗り気ではなさそうでしたが、
少しずつ慣れてくれたらと思います。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.