子どもに対する悩み

今日の面談も、昨日も、共通していたことがあります。
「お父さん・お母さんは生徒のことが心配なんです!!」ということです。

どうにか、わが子の意識を勉強に向けてほしい、点数を取ってほしい。

昨日・今日に限らず、塾に通わせるご両親は、
みんな同じ想いですよね。

あとは、その気持ちに少しでも生徒が気づくこと、気づかせてあげること、
それらがうまくつながって、点数は上がっていくと考えます。

そんな中、少し心配なご家庭もありました。
子どもの様子を見ていて、どうすればまっすぐになるのかが分からない、
そんな悩みを持たれているということでした。

うまく子どもをコントロールしたいという想いもあることかと感じます。
もちろん、親御さんの意志で子どもが動いてくれたら、
手がかからない”とても良い子”ですし、イライラすることもない。

そういったメリットがある一方で、デメリットもあります。
それは、、、”自分で考えて行動しない”ということです。

不思議とつながっていたのは、上記の悩みを持たれているご家庭は、
子どもさんがなかなか自分で考えて問題を解こうとしないことでした。

もちろん、それが善し悪しにつながるわけではありません。
親御さんのことをしっかり聞いて行動しているということですから。

ただ、自分で考える時間というものを与えずにあれあこれや決めてしまったり、
子どもなりの答えを引き出そうとしても、時間がかかってイライラし、
結果「こういうことだよね!?」と親御さんが半分答えを示してしまったりすると、
子どもにとってはどうでしょうか。

子どもは、「うん。」と答える以外になく、無意識的に考えるのを避けていきます。

少しずつでも、子どもさんの話を聞いてあげたり、判断させてみたりすることを、
日常生活に組み込んでいくと、考えて行動するようになるのでは?と考えます。

子どもの人生の主役は、親ではなく子ども自身ですからね。

今日面談をおこなったご家庭から、差し入れをいただいてしまいました☆
いつもすみません、ありがとうございます♪

おいしくいただきます☆

TOMORROW IS ANOTHER DAY.