芸人・みやぞんに学ぶ ”無”

先日放送された世界の果てまでイッテQ内で、
ANZEN漫才のみやぞんさんがインドに行ってきましたね。

みやぞんと言えば、あの特徴的なリーゼントスタイルと、
非常に人懐っこいスマイルでしょうか。

あと彼の発する言葉・・・独特すぎますね(笑)
個人的にはキライではないです。

さて、彼が出演する企画「世界の果てまでイッタっきり」で、
毎回”旅のお供”なるものが用意されるのですが、、、

その中で印象に残ったのは、「上級ヨガポーズ」でした。
単純にあの姿勢ができることがスゴイのと、
あの姿勢ができたあとに言った発言に、ピクリと反応しました。

みやぞんいわく、「いやー、もう”無”になっていました。何も考えていません。」

何気ない一言ですが、学ぶべき言葉だと感じます。

その後、6000段の階段を上っていくときに、
「自分の機嫌は自分でとって。人にとってもらおうとしない!」
という言葉も、特に反抗期になっている学生たちには、
肝に銘じてほしいくらいインパクトのある言葉です。

塾生を見ていて、宿題や課題をパッパッと終わらせる子は、
その瞬間瞬間は意外と”無”であるはずです。

「次はこれやろう」「次はあれだな」「残りちょっとあるからこれやっぺ」

おそらく、そういうことは頭に浮かんでいても、
「いやーこれやるのか」「こんなに量があるのメンドウだな」
とはあまり思っていないはずです。

対して、取り掛かりが遅い子は、
「あー宿題メンドウだな」「まだ時間あるから後にしよう」
という、面倒くさい感情が脳内をかけめぐっているはずです(笑)

私も中学生の頃は、そう考えている一人でしたので、
おそらく多くの子にあてはまるのではないかと考えます。
特に男子(笑)

うまく、生活の中に”無”を取り入れていくと、
案外勉強に対してもはかどるように思いますね。

宿題や課題は、結局「やるかやらないか」ですから。

「自分の機嫌は自分で取る」というのも、
「できないからイライラする」と考える子はいると思いますが、
本当は「できないから先生に聞く(解説を読んで理解する)」ことが、
一番重要なのだと思います。

これから、なにかめんどうなことに取り組むときには、
みやぞんを思い出して、”無”な状態になってみると、
スムーズに入れるのではないでしょうか。

最近、だいぶ人気者になったみやぞんを見て、
ただ「あぁおもしろいなぁ」で済ませているだけではなく、
「めっちゃ良いこと言ってる!よし、自分もがんばろう」
そう思えるようになると、一歩大人に近づくはずです。

テレビを見るなとも言いませんし、スマホを使うなとも言いませんが、
見方や使い方を、正しく扱えるようになってほしいです。

良い点数を取るため、
目標を達成するため、
そして、
自分の将来のためです。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.