塾の検討は子ども主導、勉強に対するやる気は、予習を、塾で・・・?

今日は猛烈に暑かったですね。
35度を超え・・・外に出たくなかったです(笑)

アイキャッチ画像は、井上先生が期末テストを集計し、
掲示してくれたものです。

90点台を取ってくれた生徒、立派です☆

さて、昨日の授業の様子について書いてみます。
それぞれ期末テストが終わり、気持ちも新たに、
授業に臨んでくれています。

ありがたいことに、テストが終わったからと言って、
手を抜く子はいませんし、変わらず集中してくれています。

どの子も、授業内ではよくできていましたし、
間違えても「あーそうだった」と前向きな表情で、
修正していました。

とても良い雰囲気で、黙々と問題を解いてくれていたので、
この調子で夏期講習に入れるのが嬉しいです。

以前勤めていた塾は、多数の校舎を持っていたので、
他の塾長さんと月に一度以上会う機会がありました。

各自の塾について様々意見交換をして、
良い部分はちょいちょい取り入れていたのですが、
塾長さんによって校舎のカラーが全然違いました。

塾長がイケイケなら、校舎の勢いもありつつ、
ちょっと騒がしいかなという環境でもありました。

塾長がお父さん世代だと、落ち着いている雰囲気がありつつ、
落ち着きすぎて生徒たちもどことなくぎこちない。。。

また、威圧感たっぷりな塾長は、
ちょっとでも笑い声や盛り上がりがあると、即座に静かにさせ、
ある意味気の抜けない、沈黙であり続けるところもありました。

おそらく、どこの塾も均一ということではなく、
塾長さんによって雰囲気は全然違うと思います。

集団塾でも、それぞれ教科の先生によって、明るさは均一であれど、
雰囲気は全然違いますもんね。

私もサナラーだったので、よく知っています♪

ちょっと話が脱線しましたが、私の考える良い雰囲気は、
先生も生徒も、笑顔でいながら問題について話し合えるものです。

極端に静かすぎるのも居心地があまり良くないですし、
かといって騒がしいと、集中できません。

適度なBGMと、適度な話声があった方が、
集中できることも、研究として出ていますからね。

授業をして、そのあとに何もしないよりも、
塾に残ってちょっとでもその日のおさらいをすると、
翌日の勉強への活力にもなります。

自分で進めた内容を、授業ですぐ習ったら、
おそらく多くの子は得意げに解けるはずなんですよね。

授業で予習を進めることももちろんしていますが、
自分なりに理解して進めた予習を、学校で再度習うと、
気持ち的にも自然と前に出ます。

それが、勉強に対するやる気だと思うのですよね。

だから、極力、予習は塾で、自分で、進めることが、
より勉強の意欲を高めるやり方だと考えます。

自分なりに理解して予習を進めている子は、
「ここがイマイチ分からない」問題と、「これは分かった」と、
振り分けができるようになってきました。

この振り分けって、とても大事ですよね。
分からない子って、「どこが分からないか分からない」ので、
そこを見つけるだけで時間がかかります。

そうなると、学年をさかのぼってみていく必要があり、
そこからやり直すので、点数を伸ばしてあげるまでに、
時間はどうしてもかかってしまいます。

半年で塾を変える、その後転々とするご家庭が、
たまに見えます。

おそらく、その家庭で一番の被害者は子どもで、
点数が上がらないのも目に見えています。

「良い塾を見つけてきたからこっちにしよう」なんて、
親御さんが主導で塾を選ぶご家庭は、
成績が上がらない典型的なパターンです。

授業を受けているのは子どもで、勉強しているのも子ども。
親御さんはお金を出すだけなので、痛いという面は、
確かにあると思います。

それでも、大切なわが子ですから、
我が子から塾の様子を聞いて、全然合わないようなら、
そこで初めて転塾を検討すべきじゃないかなと思います。

雰囲気の良い塾、自習室で生徒が集中できそうな塾を、
選ぶのがいいのではないでしょうか。

自塾を押しているようですけども(笑)

TOMORROW IS ANOTHER DAY.