成長は一つ一つの積み重ね、やればできるは量×時間が必要

うまく五・七・五・七・七にまとまったタイトルです(笑)

夏期講習に入り、過去にさかのぼっておさらいを始めています。

中1ボーイは、中1の1学期にひとまず戻りました。計算というより、絶対値のあたりの理解と、自然数や整数に分ける問題がちょっとあやふやです。

数直線を見ながら、一緒に問題を解いていきました。極力、生徒の目線に立って、今どう考えているかを確認しながら見ていきます。このボーイは、絶対値にマイナスが含まれる部分を忘れていたようです。

一通り説明し、理解してもらったら、別のページで再度チャレンジです。できればOK、間違えば再度説明、この繰り返しですね。

解くペースがゆっくりな子は、時間をカウントダウン式で測り、少しでも時間を短縮できるように、時間に対する意識を持ってもらうようにしています。

中3ガールは、数学の文章題が苦手と、ボソッと言ってくれました。言ってくれたからには、やるしかありませんね(笑)1時間まるまる文章題を解いていきました。

ただ、文章題はさまざまな問題があるので、1時間では正直まったく足りないです。最低でも3時間は文章題に費やしたいですね。

彼女はとてもがんばりやさんなので、ある程度指示を出して量を解いてもらい、分からない問題を一緒に解くスタイルで進めます。そうすれば時間も効率的ですし、他の単元に時間を使えます。

こうやって、一人ひとりが成長していく過程が、とても楽しいですね。

やればできるとはよく言いますが、結局やり方が分からないと、やれません。そこに行きつくには、多くの量を解くことと、多くの時間をかけることが、結果的にやればできるという言葉のゴールだと考えます。