成績を上げたいなら無茶ぶりに応えるべし。

小5ガール、今年初めての授業でした。
前々から優秀だと分かっているので、ついつい期待も高めてしまうのですが、変わらず期待に応え続けてくれています。

反抗期に入っているかどうかは、こうした点からも判断できるので、日常の些細な変化には敏感でいたいものです。

この子の冬期講習は、12月内に終わらせていました。学校で習っていないところ、文章問題を中心に進めていったので、やっていないページも多数あります。

そこで、冬期講習最後の授業で、「やれるならワークを全部終わらせておいでよ。」と、聞こえるようにボソッと伝えました。

彼女の反応は「え~、やれたらやってくる」という雰囲気でしたが、冒頭の画像にあるように、全部やってきてくれました。

しかもこのページは全問正解、、、カメマルをつけてあげました♪

さらに、授業が始まる前に、「学校で習ったから」と、冬休みでは飛ばしていた部分をすべて埋めてくれているではありませんか。

なんということでしょう・・・と言いたくなるくらい、すばらしい姿勢です。

授業内では、「大丈夫、大丈夫」と、私に対しては強気?にまるめこみそうな勢いで話してきますが(笑)、ちゃんとやってきてくれる子です。

彼女の良いところ、そして「伸びる」と思うポイントは、この「無茶ぶりに応える力」にあります。ボソッとでも、言われたことをしっかりやりきること・・耳に入ってきたことを覚えていることは、力をつけていくうえで必須です。

いまだに、塾ワークの冬休みを終えていない塾生もいますが、その子たちとは雲泥の差なのは明らかですね。

実は、無茶ぶりって自分が思う”ここまで”を超えているケースが多いです。

周囲から見れば「できるでしょ」感覚ですが、当の本人からすれば「いやいや無理でしょ」となる、このギャップが無茶ぶりなのかなと考えます。

それを埋めていくと、自然と鍛えられ、成績は伸びていきます。

この小5ガールは、「ワークを終わらせておいでよ」という指示に対して、全部終わらせてきてくれました。

小5でこれだけやれるということは、中学生も同じようにやれるのではと、周囲(私たち)からみれば思います。そこから、やるかどうかは学生本人たちになります。

現状で冬休みの課題を終えていない子が、「成績が伸びない」と悩んでも、私たちから見れば「そりゃ伸びないわ」となってしまいます。

そこまでいくと、結局は「やるかやらないか」で、純粋に差が出てくるのですよね。

ルーツでは、生徒個々においてできないと思う課題は出していません。伸び盛りの子に対して無茶ぶりをすることはありますが。

ただ、本人ができないと思うのであれば、そこから脱却して”無茶ぶりに応えてほしい”ものです。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.