「すぐ忘れちゃう」を直す方法

塾生を見ていて、成績が伸びることそうでない子の違いは、そう多くあるものではありません。

もちろん、勉強量に関しては言うまでもありませんが、さほどやっていなさそうなのに、力がついている子もいることは事実です。

そういう子は、何が違うのか。

要因はいくつかありますが、そのうちの一つ、それも大きな一つとしては、「説明を受けたことを自分の字で書いている」ことが挙げられます。

おそらくこれは、塾に限らず学校でも一緒だと思います。

先生が解説をしているときに、ボーっと聞いているか、しっかり聞いて書いているかで、次に同じような問題が出てきたときの頭の回転が違います。

なんだ、そんなことかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、これができていない子は結構多いです。

ノートを見ていても、手が止まっている子は、例外なく説明がスーッと流れているか、途中で止まっているか、です。

「ちゃんと書きなさい」という指示を、1度出してもその場で終わることが多く、何度も指示を出してようやく説明を書くようになります。

授業で生徒たちの様子を見ていても、頭の中で考えてそのまま止まっていることが多いです。

頭で考えていることを自分の字で書くこと、そして手順を書いていくことで理解が深まってきます。自分の眼で見やすいように工夫して書くことは、学力をつけるという意味では非常に大事なんですよね。

また、自分の字で、自分の言葉で書いたことは、「すぐ忘れちゃう」をカイゼンしてくれるとも考えます。

英単語など暗記系は、見て覚える子も少なくありません。それを短時間で繰り返しやれるのであればいいですが、一人で最初からやろうとすると、おそらく頭の中に入っていかないはず。

忘れないためにも、頭に描いているものを自分の字にすることは大切です。