中学生で、特に思うように点数が取れていない子というのは全体的に、将来何になりたいかがない、もしくはとんでもない夢を持っているけど実行していない、のどちらかだと思います。
遊びが楽しい、部活やクラブチームは好きだからやる、でも勉強はつまらないからやりたくないというのが大半の理由かな?
しかし、ゆくゆくは大人になります。3年経てば高校生になっていて、7年経てば大学や専門学校、早い子なら就職して仕事をするようになっています。
将来なりたいものが分からないというのは、あながち分からないでもないです。ルーツの生徒アンケートにも、将来の夢を書く欄がありますが、なかなか書ける子はいないですからね。
では、なりたいものが分からない原因がどこにあるかと言えば、これは井上先生から話されたことですが、「どんな職業があるかを知らない」もしくは「職業はあるけど調べていない」ことにあります。
職業の種類や、それらがどんな仕事なのかが分からなければ、なりたくてもなれませんよね。
ルーツに通ってもらっている塾生の最初のゴールは高校合格です。そのために内申点や定期テストで点数を取ってもらうことが目標です。
そして、最終的には自分が好きな、楽しいと思えるような仕事に就くことがゴールだと思うのです。
そこにはできる・できないではなく、「こんな仕事をしてみたい」「こんな仕事もあるのか」と興味を持ってもらうことが大切だと思うのですよね。
時代はスマホが主流になり、生徒自身はスマホは持っていなくても、タブレットはあるよ~なんてご家庭もあると思います。
勉強だけでは疲れてしまうと思うので、それこそ手が空いているときに仕事に就いて調べてもらうこともアリだと思うのですよね。
もちろんこれは、私たちだけがするものではなく、ご家庭でもできると思います。スマホで調べるだけですからね。
将来がぼんやりとでも見えてくると、そこに向かうにはどんなルート:進路があるのか、そのためにはどの高校に行くと進みやすいか、なんてことも調べる対象になってきます。
夏休みで時間がたっぷりあるときですから、今週のように猛暑日が続いて外に出たくない日々こそ、調べて興味を持たせる日々もいいですね。
塾生たちには、ステキな人生を歩んでほしいですし、そのための努力や情報をもってほしいです。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.