理解させるには、言葉を変えて教える。そして思い出させる。

勉強に対して前向きでない子には、おおむね一つの共通点があります。

それは、「すぐに忘れてしまう」ことです。

定着していないと言った方が正しいでしょうか。

興味があることは瞬時に覚えられますが、なかなか興味が向かないと、さらっと流れてしまうことが多いです。

大人であれば、「興味ないのかーふーん」で済みますが、学生のうちはテストがありますから、そうもいきません。

興味を持たせるには、例えばゲームやスポーツに表現を似せて説明することで、うまく惹きつけられる可能性があります。

そこから、その場では覚えられても、例えば次の週にもう一度確認するときれいさっぱり忘れられているという状態って結構多いものです。

それが、仮に親子間で起きたとしたら、親側としてみれば「前も教えたでしょ」となり、わが子側からみれば「そんなん言われるならもうやりたくない」という言い合いが目に見えるようです。

理解させるには、何度もそれこそ反復して確認する必要がありますし、ロボットのような質問-答えさせるよりも、言葉を変えながら質問すると、いろんな方向から1つの言葉を見ることができるようになってきます。

そういった中でキーワードとなる言葉が、「思い出す」ことです。

いくら覚えても、すぐに出てこないと定着していることになりませんし、テストは制限時間がありますから、長い時間思い出そうと必死になっているだけで、時間を使ってしまいます。

まずは、思い出すことに重きを置いてテスト勉強に励むことです。

はい、がんばっていきましょう。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.