今週木曜日から、ルーツにお越しいただいて面談を実施しています。
お忙しい中、ありがとうございます。
塾生の授業の様子を主に伝えさせていただいていますが、ふと井上先生が話してくれたのが、国語力の大切さです。
もともと国語の先生である井上先生が気になっているのですから、間違いないです。
実は、塾生たちの様子を見ていると、間違えた問題の中に「問題の言っている意味が分からない」問題があります。
間違えた問題を一緒に直していくときに、「これってどういう意味ですか?」という声、私はあまり意識していませんでしたが、言われてみればわりと多く耳にします。
ということは、生徒たちは問題の意味も分からずに問題を解いている・・・ならばできたとしてもたまたまです。
問題文を理解するということは、正解するには大前提です。
だからそれをできるようにするには、文章を意味を正確にとらえることが優先です。
たとえば上記の問題の1番、塾生たちに解いてもらっていますが正答率が良くありません。
問題文は、「下線部1の理由を答えなさい」です。理由を答えますから、「~だから」と答えるのが当然です。この子の場合、語尾が「~だから」ではない・・・から〇ではないと言いたいですが、根本的な理由でまちがえています。
多くの子がこのように解答し、みんな”間違えているよ”と返却されています。
何が違うのか、、、みんなは、「下線部1の意味を答えなさい」(訳しなさい)と考えて答えを書いているのです。
正解の解き方は、この文章を日本語に訳しつつ、その理由を本文中から探すことです。
問題文を読んでいないと言えばそれまでですが、正答率が低いということを考えると、それは一部の理由であり、おそらく間違えた子の多くが問題文を理解していないために〇ではないと私たちは考えています。
つまり、冒頭に書いたように、問題文を理解するには、やはり井上先生の言うように、国語力が必要不可欠なんですよね。
国語力を高めるために、学校での国語の授業を真剣に聞くこと、塾でもコマ数を増やして国語を受講いただくことで、他の教科にも波及してくる可能性は高いと思います。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.