想いを込めて

書道の師範という資格も持つ井上先生が、想いを込めて名言を記してくれました!

左側は「一流は結果を出す」、右側は「世の中で一番幸せな人生は、一生涯を貫く仕事を持つ」です。

よく活躍したプロ野球選手が、インタビューで「調子は良くなかったのですけど、悪いなりにがんばれました」と話す姿を見ます。これぞ一流ですよね。

緊急事態宣言が出て外出もままならず、家で過ごす機会が多かったと思います。そうすると、体力的には完全回復します。ではそのとき、調子が良いと言えるのかといえば、そうではないですよね。

調子が悪くても結果を出す、勉強で言えば、多少分からない問題が存在しても、そのほかを確実にクリアすることで最低限80~85点はキープできるようなカンジでしょうか。

テスト前で勉強していて、どうしても眠くなったり、ゲームしたくなったりするときもあるかもしれません。そんな状態の中でも、ちょっとでも覚えたり、問題を解けるようにしたりできると、点数が底上げされるのではないでしょうか。

授業の様子を見ていると、調子が悪い子はどんどんドツボにはまっていき、焦ってさらにミスをする姿が目につきます。結果を出せるかどうかは、そこでうまく修正できるかどうかだと考えます。

調子が悪くても、一流は結果を出します。うまく修正できるようにするには、やはり基本がしっかりしていることですね。

そして写真にある左側の文章は、お寺さんの入り口に住職さんが書かれた張り紙を拝借したものです。

非常に良くしていただいている住職さんのお言葉ですから、大切にしたいのですよね。

「仕事が楽しくない」と、大学を卒業して働き始め、3年以内に退職する人は30%以上に上るそうです。そう考えると、ずうっと続けられる仕事を持てるって、とても幸せなことですね。

人によっては、それを「天職」なんて言うこともあります。

なりたい職業って、中学生の今のうちから探したり調べたりすることができますし、スポーツをしたりゲームしたりする時間をちょっと使って、仕事について調べてみることができると、住職さんのお言葉の通りになれるのではないかと思います。

なにも良い大学に進むだけがすべてではありませんが、自分の将来、なりたい職業に就くために勉強すると考えることが少しでもできたら、勉強する意味も生まれてきますし、必然とがんばれますよね。