「テスト慣れ」していない?

昨日の休み、時間があったので名電・中京の過去問を井上先生と解いてみました。

問題を解くにつれて、だんだん難易度が上がっていくのが分かるのですが、中京も名電も前半からかなり手間をかけさせられる問題が多く、さすがトップ校だなと感じます。

昨年と、3年前にそれぞれ中京と名電に合格してくれましたが、そこまで質問をしにくる回数が多くない印象でした。ということは、解説を読めば理解しているのだろうと思っていました。

たまたま解いてみましたが、いやはや頭を使わせる問題が多く、ルーツでは「10月ごろから過去問を進めてね」と伝えていますが、今から解き始めてもいいんじゃないかと思うくらいです。

比較的、各学年バランスよく出題されているので、「コレナラッテナイ」問題は外せばいいことですし、あきらかに中1・中2と分かる問題の解き方を練習すると、問題を解くために必要な手持ちの解法が増えます。

手持ちの解法が多いほど、さまざまな問題に対して、「この解き方がダメならこの解き方かな」と、問題を解く選択肢が増えるので、そのぶん正答率が高くなります。

ジワリと期末テストが近づいていますが、このタイミングで私立入試の過去問をやってもいいくらいです。

様子を見ていると、ワークにある問題は解けるけど、テスト形式になると解けない子がチラホラいます。「これワークで習ったやつー」とこちらは言うものの、本人は「??」という状態。

この状態でテストに臨んでいたのかと思わせる子もいて、なかなかテストの点数が伸びてこないのは、こういった「テスト慣れ」していないからなのかなと考えました。

もっと、小テストなり様々な教材のまとめテストを利用して、どのテストでも点数を取るということを意識付けしていきます。