良い成績が選択肢を広げる

高校3年生は、まさにここからが正念場です。

今年はなかなかオープンキャンパスに行けないということで、大学の雰囲気を味わうことが難しく、通うイメージもなかなかつきにくいですね。

オンラインでの質問会なども開かれていて、各大学もあれやこれやと手を打っているようですが、どうなのでしょうね。

オンラインツアーみたいに、校内を動画などで撮影して紹介していけば、ちょっとはイメージしやすいかもしれないですかね。

さて、ルーツ塾生もいよいよ出陣待ち、という状態の子がいます。

第一志望、第二、第三と様々考えているようですが、評定をしっかり取ってくれているので、選択肢にも余裕があるように感じました。・・・本人はいっぱいいっぱいのようですが(笑)

大学受験って、高校以上に下剋上が起きやすいように思うのですよね。上位の高校に入って、ヒーヒー言いながら成績も底辺という状態よりも、一つランクを下げて、その先の大学で一つ上を目指すことは大いにアリです。

ルーツとしては、後者のパターンを確立することで、高校はあくまで通過点、ということを親御さん含め生徒に分かってほしいという考えがあります。

まさにこの高3生が典型的な例で、高校での成績は上位クラス、志望する大学は人気があって倍率高めです。

中学での学力や内申は、ある程度の目安になりますが、高校に入ってしまえば、また基準は一から作られます。高校でもしっかりやっていけば成績は取れますが、第一志望に入ったからと満足すれば、そこまでです。

自分の将来について、選択肢を広げるためにも、”自分に合った高校”を目指すことがいいですね。

特に将来なりたい職業がない子にとっては、選択肢を広げること、選択肢を持つことからスタートです。