中1生はここが分かれ目

ボチボチテスト結果がそろってきました。

目標は、常に自己ベスト更新です。大体の子が、中学3年間で一番良い点数は中1の1学期中間(今年で言えば1学期末)です。

せっかく塾に入ってさらに勉強するのですから、その点数を超えることを目標に設定してほしいです。

たとえば中1生は、前回の期末テストに比べ、平均点が40点ほど下がりました。1教科あたり8点です。この差は大きいですし、おそらく期末に向けて、もう一段階平均点も下がるでしょう。

平均点に限らず点数が取れるのが理想ですが、クラスの環境や、もちろん本人の勉強量によって、かなり点数に影響が出てくるのですよね。

小学生までは、テスト前にチョコチョコっとやっておけば取れた点数が、中学では通用しません。

そこでいかにやり方を変えていけるか、量をこなすことを覚えられるかが、この先学年が上がっても点数をキープできるかどうかの分かれ目です。

塾で勉強するのか、家で勉強するのかはそれぞれ異なると思いますが、トータルでの勉強時間というものは増やしていく必要が出てきます。

そう考えると中1生にとっては、このタイミングって案外重要なんですよね。

時間が経過してくると、ある程度自身の中に「まあこんなもんかな」という考えのもとで勉強方法が決まってくるのではないでしょうか。

その「こんなもん」の規準が高ければ点数も高く、本当に「こんなもん」だという自分にアマアマであれば、点数も相応です。

なかなか覚えきれないという原因がはっきりしているのであれば、じゃあそれを改善するのに何が必要か、勉強時間を少し短めにしてその分毎日その問題に触れるなど解決方法もあるはずです。

原因がはっきりしていないのであれば、たとえば提出する課題などを速く終わらせてみる、などなんらかの変化をつけてみることです。

時間を限定するだけでも、思ったよりも効果が出るので、試すのも良いと思いますね。

結局、やるかやらないか、なんですよね。

もうあと1か月後には期末テストがあり、その結果次第で中3生は私立高校の志望校が決まります。今回は平均点が割と高めでしたので、期末はどうでしょうか、もう少し下がりそうな印象があります。

ということは、これまで以上に量を重ね、解ける問題をもっと増やしていく必要がありますね。

後悔のないようにやってもらいたいものです。