基本が定着している目安

今日から、朝10時開校です。さっそく、朝から2コマ授業を実施してきました。

昨年に引き続き、感染者が増加していることもあり、塾での長時間自習というものをご遠慮いただいているのが心苦しいですが、7月の課題として指示しているワークは、各自順調に?進んでいるようです。

夏休みは、特に基本に絞って勉強をしてほしいです。

すでに課題を終えて提出してくれている生徒のワークを見ると、「こんな問題で間違えるかね?」というケースがチラホラ見受けられます。それだけ、ミスに対する意識が低いのか、簡単に間違えてしまうということです。

基本を簡単に間違えている限り、応用にたどり着いても結局は簡単な計算でミスして間違えてしまうことはよくあります。

公式を使ったり、文法に当てはめて解く基本的な問題は、100%に限りなく近づけるよう、1問1問意識して解くことですね。

小学校2年生で、九九をひたすら暗唱、全員ができるまで取り組んだはずです。それは、九九の計算81個が、2年生以降の計算での基本となるためです。

今では、九九はおそらくだれもがスラスラと言えます。基本が定着するというのは、それくらいのレベルです。

聞かれたときに、5秒以内にスラスラと言えることが、基本が定着している目安です。

では定着させるにはどうすればいいのか、、、一言でいえば、何度も思い出すことです。

中3生たちは、数学で「解の公式」を習いました。

各自、暗唱できるか確認していったところ、全員がすぐに「x=2a分の~」と言えていました。あとは、2学期が再開した時も、スラスラと言えていれば、ばっちり定着できています。

それは、何回も練習した成果だと思うのですよね。

基本を何回も練習し、何回も思い出す作業って、この夏休みだからできると思います。食事中や入浴時など、様々な時間を使って定着させていってほしいものです。

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