がんばっているけど思うように点数が取れない子の特徴って、どんな子でしょうか。
基本ができていない、長い時間ダラダラやっている、学校の授業を聞いていない、、、これらがメインとして挙げられます。
突き刺さらない三本の矢です。
そこに加えて、ページの最後の問題を間違えるということも入れておきます。上記が矢なら、これはしならない弓でしょうか。
今回はこの、しならない弓の、「ページの最後の問題を間違える」について。
参考として、①は11月に記事を書いています。
この状態は、順調に解けていたけど、よりによって最後の問題を間違えるがために、その間違え方が頭に残ってしまうことで、ふだんの授業や自分なら解ける問題を、テストで間違えてしまうケースです。
高校の時、試合結果がふがいなかったために、100m✕10本全力疾走というトレーニングがもれなくおまけとしてついてきました。
単純計算で1kmを全力疾走です。「マジでやるの?」とみんなざわつきましたね。
あの光景、今でも覚えていますし、途中から声を出して盛り上げるような状態にも、しんどすぎてなれませんでした。
なんとかこのステキなトレーニングを終えた後、監督からのメッセージがこれまたインパクト大でした。
「9本を必死に走っても、残り1本を手を抜いたら、それはトレーニングをやっていないのと一緒」
当時は、ゼーハーゼーハー言いながら聴いていたので、「めっちゃ全力だったし」の一点張りでしたが、今思えば、やりきることの大切さを監督は教えたかったのだなと思い直すことができます。
勉強ももちろん同様に。最後の一問を、集中を切らしたり雑にやると、それが印象につきやすくなってしまうのですよね。それが間違えようものならなおさら。
なので、なかなか思うように点数が取れない子は、最初に言った突き刺さらない三本の矢に、しならない弓をまず改善することからスタートすることです。
具体的にどうすればいいかは、ルーツで指導します。