早いもので来週の水曜日から、中1・2生たちは学年末テストですね。
今日はそのテスト対策を実施していきました。一人だけ明後日の方向を向いていて心配ですが、粘り強く伝え続け、理解してもらいたいです。
通っていただいているからには、成績を上げてあげたいですし、少しでも勉強に対して、前向きになれるような言葉を伝え続けていくつもりです。そこから、「あぁ、今までは良くなかったけど、努力することが大事なんだな」と気づいてくれたら嬉しいです。
たとえば、暗記は得意だけどテストではなかなか力がついてこない子は、〇付けの仕方が良くないのかもしれません。
〇付けのやり方をちゃちゃっとやっていたら、どこでつまずき、どこが理解できていないのかが分かりません。そうすると、考えることを放棄するようになってしまうのですよね。
間違えた問題に対して、〇付け、解説を読み、最終手段は先生に質問する、といった流れを作っておくことで、分からないが分かるに変わります。
テスト対策では、〇付けまで自分で進めてもらい、間違えた問題の理解ができたかどうかを聞くようにしています。
〇付けが怪しそうな子は、ふだんの授業の様子からだいたい目星がついているので、以下の流れが確実に出てきます。
「おっ、かなりできているね。なにか質問はある?」
「・・・大丈夫です。」
「そうかい。この問題を間違えているけど、なんで間違えたの?」
〇付けが怪しい子は、ここで目が泳いで答えられません。そこですぐに解説を再確認するように伝えます。
再び持ってきて、質問をすると答えられるようになるのですが、これを面倒と感じてしまうと、伸びていかないです。この作業を、頭の中で考えて理解することを続けていくことで、頭の中が回転し、一つ一つ考えられるようになっていきます。
そうすれば、学力はおのずとついてきますから、解説を読み理解すること、それでも理解があやふやなときに先生に頼ること、そうやってがんばってほしいです。