ご入塾に関する基準についてのご案内(2)

ご入塾に関する基準についてのご案内を、2回に分けて記載しています。

1点目の基準はこちらから。 ▷ ご入塾に関する基準のご案内(1)

2点目の基準は、「クラブチームに所属するお子様のご入会は見送る」ことです。以下に、その目的を述べます。

今までも、クラブチームに所属しているお子様のご入会については、入塾説明時に話をしてきて、ルーツの方針に合うご家庭にのみご入会いただいてきました。

その方針は、「中学生は勉強が本業。テスト直前は、クラブチームより勉強を優先してほしい」です。

当然ではないでしょうか。

現在、なにか特別な大会を除いて、テスト直前の土日は塾を優先するよ、という塾の方針をご理解いただきつつ、クラブチームに所属する生徒さんに通っていただいております。

クラブチームに入っていても、そうした方針にご賛同いただけるご家庭には、入塾を希望いただければ対応いたします。

特に中1生は、定期テストに関して、テスト前の計画を含めた過ごし方など分からないことだらけです。

1学期くらいはテストの難易度も高くありませんから、高得点が取れるかもしれませんのでより勉強を軽視しがちですが、2学期であっという間にコロッとやられます。平均点自体が50点下がりますから、勉強時間が確保できないとどんどん点数が下がってしまいます。

だからこそ、ルーツとしては、勉強を優先してもらい、テスト前の計画から過ごし方、取り組み方を教えたいという考えを持っています。

近年の傾向として、全国大会に出場するような高校は、明確に内申点の基準を設けるようになってきました。中京大中京や愛工大名電、東邦あたりはその内申の基準自体を引き上げるまでにもなっています。

高校側からすれば、スポーツをがんばるのは好きなのは当たり前、ある程度もともと備わっている資質(先天性)もあるからカバーできるが、(後天性)と言われる努力の部分ができない子は入学しても伸び悩む、ということを知っているからなんです。

その努力は、大変だけどがんばれるかどうか、という”勉強”を見て判断します。

せっかく期待して推薦を与えて入学しても、伸び悩んで全国に出場できないとなれば、世間から見る目は「あの高校は弱体化したな」なんて言われかねません。

まあ、結果基準を設けない高校あたりは基準に達しなかった子を囲い込むことができるようになっていますが。

ルーツとしては、基準を設けている高校に大賛成です。

スポーツは、高校、大学とレベルが上がれば、良い成績を収めていてさらに、頭を使うことができる子が必要とされます。全国大会によく出場するような高校は、監督やコーチが出す指示もハイレベルです。

そんな指示についてこれるように、勉強ができるというよりは、頭の回転が速い子、自分で計画を立てて実行、あるいは改善点を見つけて修正していける子に来てほしいのですよね。もちろんそんな子は、社会に出ても必要とされます。

その頭の回転の速さを自覚するのって、やはり勉強して量をこなして身につける、気づくことが一番簡単なんだと考えます。それを養う機会って、中学や高校の定期テスト前に勉強するタイミングなんですよね。

ルーツでは私たち2人が、もちろん学力に応じてですが、生徒たちが上位校でもついていけるように、ハイレベルな指導を意識しています。

300点前後だった子が、400点をゆうに超えて旭野へ合格している理由が、そうした指導を裏付けているのですよね。

テスト直前でも、クラブチームを優先するご家庭は、ご遠慮いただきます。

ルーツは、塾ですから、クラブチームに入っていようと勉強を優先する子に来ていただきたい。その考え方の違いだけです。

そうした事由があり、2点目を設定しました。

この2点にご賛同いただけるご家庭に、ルーツに仲間入りいただくこととしました。

どうぞ、ご理解の程よろしくお願いいたします。