夏期講習がひと段落し、今日から通常授業に戻っています。
中3生たちは、それぞれ体験入学でいくつか回ってきている、もしくは回る予定だよとの話を聞きました。
ある生徒は、中3生としては周囲にあまりないアドバンテージを持っています。だから、それを活かして高校を選び、それを活かした職に就きたいと話してくれました。
とてもすばらしい考えですし、私たちもできる限り応援するよと伝えました。
その中で、まだ手にしていない未来だからか、不安も少々話してくれました。
この先、どうなるか分からないですし、もう少し職業に幅を持たせると、今のアドバンテージをもっと追い求めないとな~というものでした。
そこに対しては、私たちの経験を、「教える」ということを玉に例えて表現してみました。
きっと伝わっていることと思いますが(笑)、、、持っているものを、いかに経験しながら磨き上げていくかなんだよ、だから磨くためにやってみなよと話しました。
一段ギアが上がって難しくなることは承知していますし、やれるかな、どうかなという心も理解します。
その中で、まだ中学生、もっともっと視野を広く持つこと、限界を作らず試しにやってみる、改善を続けてみることを念頭に置いてほしいです。
自分の道は自分で決める、人に言われて動く人生はつまらないですから。
ときおり、面談などでお越しいただくご家庭で、親御さんがいかにも「我が子を連れてきました」的な雰囲気で、「ほら、あいさつは?」「ちゃんとしなさい」「これはこうでしょ、ああでしょ」「こうするのね」と言い続けているご家庭があります。
人前でそう言うのだから、人前では良い恰好を見せようとしているつもりなのでしょうが、、、残念、こちらはその時点でご自宅での様子が容易に想像できてしまいます。
そしてそうしたご家庭は、親御さんが判断し決めてしまうものですから、なかなか塾に入っても伸び悩むケースが多いです。
我が子の人生は我が子のモノですから、塾に通うかどうかは自分で決めさせる、ただし支払うのは親御さんだから、塾に通ってどうなりたいのか、本当に通う必要があるのかは、家族会議で決めるといいかもしれませんね。
最近の傾向として、成績が良くないからと親御さんの独断で塾を決めるのは、もはや親の自己満と無駄遣いの一つになっていくのかもしれません。