今さっき解いた問題を覚えている

ワークを解いているときに、例えば確認問題から基礎問題を進めている・・・

そうすると、似たような問題が出てくることは多々あります。

そのまま確認問題の○付けをして、間違えていた部分があったとします。

そのとき、点数が取れている子はどう思うかというと、

「そういえば基礎問題にも同じような問題があったな・・・どうだったか」

と確認を始めます。そして、間違っていたら修正します。

その修正が、実に早いのですよね。

それは、「似たような問題が出ている」と認識しているからでしょう。

ちょっと前に解いた問題を覚えていることで、次の問題にスムーズに入れます。

最近は、何度も復習をしていることもあり、「さっきやったじゃーん」「前やったよね~」

なんてついつい言ってしまいます。

本当は、生徒に気持ちに水を差してしまいますから、言いたくはないのですが・・・。

その言葉を言わない子ほど、こうやって、類似問題が出てきたときに、

対応が早いです。

今日授業を行った中1ボーイ・・・全ルーツ生の中でもトップクラスの子ですが、

やはりそういった、○付けをして間違えた問題に対して、

「そうすると、この問題はこの答えじゃなくてこっちだ」なんて声が頻繁に聞こえました。

それだけ、それぞれの問題がどういう問題だったか覚えているのですよね。

もちろん、記号で答えるか言葉で答えるかなんてことでミスをすることはありません。

ここからまとめると、点数が取れている子は、答えだけでなく、どんな問題かも覚えているのです。

問題が何を聞かれていて、どう解くのか、何を求めるのか、

まずはそこから入るクセができているのでしょう。

問題あっての答えです。

それがいつどこで出てきても、「この問題やったことある」という引き出しが多くあればあるほど、

気持ち的にも余裕をもって問題に取り組むことができますね。

問題を解くことだけに集中するのではなく、問題そのものを覚えることも、

力をつける上では大いにアリだと思います。

もちろん、まるまる暗記するだけではあまり通用しませんが・・・。

明日は全県模試です!

そして、今日で長い夏期講習が終わりました。

いやー、長かったけど、終わってみればあっという間でした。

朝からやっていた分、本当に一日が早く過ぎていきましたね。

こんなに長く勉強する時間は、もう取れません。

せいぜい冬休み・・・といっても、冬休みも2週間しかありませんからね。

ここからは、冬まですぐに時間が過ぎていきます。

特に受験生は、一日一日を大切に。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.