積み重ねを早くやるかどうか

日曜日に行われたテストの直しを、順次行っていっています。

分からなくて間違えた問題は、解説をもとに一つずつ解きなおしていってください。

ミスをして間違えた問題は、ミスをした原因がどこにあるのか、そこを見つける必要があります。

単純なミスだからこそ、自己嫌悪になるのではなく、どんなときにミスをしやすいのか、

そしてどんなときに気を付ければいいのか、考えてみるといいです。

そんな中、英語の直しをしていた中3ボーイに、3つずつ暗記させてテストしてもらうことにしました。

英語はかなり苦手なので、12問あるうちの3つずつ、暗記できたらテスト、という形にしました。

すると、時間を少しかけて「覚えました」との声が。テストをすると、ばっちり書けていました。

本人も少し自信が持てたようで、次へ進めました。

さらに、「次は3問ではなくて、最初の3問と合計6問にしてください」とのこと・・・

意識をもって覚えようとしてくれたのが嬉しかったですね。

結局、時間内にできたのは8問でしたが、集中して覚えたことは価値があります。

こうやって、1日8問覚えていけば、1週間で56問覚えられますよね。

その努力が、時間がかかっても身になってくるはずなんです。

それをやるかどうか、そしてそれをスピードを上げてやるかどうかなんですね。

勉強が苦手な子は、往々にして問題を解くスピードが遅いか、ササッと解いてしまうか、です。

そこに考えることをプラスすれば、少しずつできるようになっていくのですが、

今まで習慣づいてこなかった子は、考えることを苦手としているため、そこを身につけるのに、

時間がかかります。でも、私たちはそこに時間をかけることで、

できるようになる喜びを感じてほしいですし、楽しみを感じてもらいたいです。

だから、そこに行きつくためには少し厳しくもしますが、、、

最終的にはみんなにできるようになってほしいです。

小3ガールが、今日の授業でポロッと言ってくれました。

「なんか、少し勉強が楽しくなってきた」

ガールは、もうすぐで入会いただいて1年になります。

最初は、声にならない声でボソっと一言言うだけでしたが、

今ではどこどこに行った、これはこうで、など、たくさん話してくれます。

小3くらいならどの子もそんなカンジですよね。

でも、勉強は本当にイヤだったようで、最初はなかなか問題を解こうとせず、

ぶっちゃけ、こちらも我慢が続きました。

でも、徐々に井上先生に心を開いてくれるようになり、そこから、

なんだかんだ言いながらも問題を進め、がんばる姿勢というものを見せてくれるようになりました。

先週あったテストも、本人の口調はあまり自信がないようなカンジでしたが、

それでも「これはできた」なんて声が聞こえたので、大きな進歩ですよね。

あとは、その進歩をもっともっと続けてほしいです。

勉強が楽しくってしかたないくらいになってほしいですね。

私たちも、ガールと授業をするのは楽しいので、この調子で、一緒に歩んでいけたらと思います。

ガール、ファイト☆

TOMORROW IS ANOTHER DAY.

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