ようやく、「分かんないッス・・・」と言って、
質問をするようになった子がチラホラいます。
どこまで理解しているか、どこが分からないのかを確認していくのですが、
途中で「あっ分かった!」と言って正解にたどりつく、
そういったケースが同時に増加しているのも確かです。
このケース・・・自分で解くと不安なのか、
本当に分からないのか、判断が難しいところです。
今日も、ボーイに数学の相似という単元の宿題を出していました。
本人いわく、「いやーこれは分かるのですけどもう一つが・・・」
だいぶ弱気発言をしていたので、確認していきました。
分からないときって、分かっている部分までは強気になるのですよね。
説明を聞いていて、彼が気づいていない部分も私には同時に分かりました。
ストレートに言ってもいいですが、それでは理解に至らないので、
そのまま少し考えてもらいました。
手が止まったままだったので、少しヒントを与えると、、、
ようやく「あーこれとこれが同じだー」と気づいてくれました。
そうなると、いもづる方式で答えが出やすくなり、
残りは一人で答えまでたどりついてくれました。
答えを導くまでにどう考えるか、どうやって解くか、
それは生徒が見つけるものです。
なので、私たちは極力支えることに徹します。
生徒個々で、気づくところは違うので、
それぞれに合った、魔法のヒントを思いついていきたいものです。
あとは、そこから生徒自身が気が付き、身につけて、
自分のものにしてほしいですね。
気づきを与えてあげることが、生徒ができることと、自信につながると信じて。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.