昨日模擬テストを実施し、今日は各自直しを進めてもらいました。テスト対策前後の時間を使ってもらって・・・。
「直し」という面においては、やはり中1生が一番意識が薄いですね。皆無といってもいいくらい、「えっ直すの?」くらいの気持ちな気がします。
「直し」をするということは、「自分のしやすいミスを知る」ということです。
よく、テスト後に「あ~これできてたのにミスった」「これ分かってたのに時間がなくてできなかった」なんて声を聞きます。
前者は、そういうミスをしやすい自分に気づいていないことに、後者は自分の解く速さが遅いことに、それぞれ原因があります。
そこをどう修正・改善していくかが、勉強の本質ではないでしょうか。
たとえば九九。
小学校2年生で、九九カードみたいなのを持って、必死に暗唱したり書いたりして、先生の前でテストをする機会があったのではないでしょうか。
特に7の段が難しくて、なかなか言えなかった~なんて記憶、ありますよね。
でも、できるようになるために、何度も何度もチャレンジしたと思います。この数字の次は、これ、次はこれ・・・じゃなくてこれだ!みたいに、頭の中で思い出していたと思います。
中学生になった今、九九の7の段が言えない子は、まずいないでしょう。どうできるようにするか、無意識のうちに、また幼い心の中で、考えていたはずです。
このブログでも何度か言っていますが、テスト自体は今までのおさらいであり、作業です。そこから、どうできるようにするかが、本当の勉強です。
中3生たちは、そこを最近理解し始めているので、直しのやり方が少しずつ良くなってきました。
意外と、中2生たちも、直しの重要性、そしてどうやったらできるかを考え始めてきています。嬉しいことです。
あとは中1生たち、、、先輩たちの姿を見て、学んでほしいです。勉強するとはどういうことか、どんな姿なのかを。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.