スイッチはすぐOFFに?

とある中1ボーイは、結構波が激しいタイプの子です。それも、性格ではなく出来不出来が・・・。

とある日は絶好調と思いきや、次の時は分数の足し算さえ「あれ、どうやってやるんだろう」的に止まってしまう日もあります。

生徒全員の出来具合を把握しているだけに、「いつもの調子なら普通にできるでしょ」と考えてしまいがちですが、その波がどこからくるのかにちょっと興味が湧きました。

昨日は調子が良かったボーイなので、「この前はどうしちゃったのー??」という質問とともに、生徒の状態の確認作業の始まりです。

この前はどうしちゃったのー??

いや、この前は部活も何もなくて、家でダラダラゴロゴロしてたら、全然頭が働かなった。

そうなのか。それに対して今日はよくできているけど、今日はなにかあったの?

今日は部活があったから気合いが入っていて、そのままです。

じゃあ毎日部活があったほうがいいんでないかい?

んー、それは疲れる(笑)あと、「よし、塾に行こう!」と気合を入れて自転車で塾に来ると、疲れて塾でスイッチがOFFになってしまいます。

それあかんやつだね(笑)

こんな会話でした。まさか、自転車で塾に来て疲れてスイッチが切れるとは(笑)どれだけ真剣に自転車をこいで塾へ来てくれているのか・・・

まだまだ中1生ですから、そのあたりから体力をつけてもらう必要があるかなと考えます。勉強に対しての目標もなかなか分からず、志望校というのも見えてこないときです。

もちろん、だからといって指導を甘くしたり宿題を減らしたりなんてことはしませんが、その中でも少しでも上を目指す、自己ベストを更新するなんて考えを持ってくれると、少しでもやりがいは生まれてくるのではないでしょうか。

今日は、卒塾した中3生が来て、高校の課題をせっせとやってくれていました。新たなスタートをむかえるのに、準備は必要ですからね。早くもそこへの意識を持てているのは、今までよくがんばってきたからこその姿勢だと思います。

下級生たちに、少しでも良い影響を与えてくれることを期待します。

少しずつ、塾に来る高校生も増えてきていて、嬉しいことです。

TOMORROW IS ANOTHER DAY.