明日はちょっとの授業と春期講習実力テストが控えていますが、おおむね講習も終わります。
今回はなにか終わるのがとても早い気がしますね。生徒たちも良い雰囲気のまま授業を消化しているように感じました。
今までのおさらいを確認していきましたが、ところどころ忘れているところや、つまづいている部分が少しずつ取れてきたように感じます。
ただ、気になるのは中3に上がる子たちのミスです。毎度のように、過去形の文章で過去形にしていなかったり、符号でひっかかってしまったりと、なかなか修正できていない子もいます。
本人のやり方を見ていると、たいて文章を最後まで読んでいなかったり、途中式を省略して計算していたりと、パターンが読めてくるのですよね。
そこをピンポイントで説明して修正していくのですが、その後にまた同じようにミスをしてしまう・・・本当に点数を上げたいのかとツッコみたくなるときもあります。
そこを修正していくには、今まで以上に繰り返し伝えていく必要がありますし、本人も「いつも言われているから気を付けよう」という意志を持つことも大切です。
昨夜、メジャーリーグとプロ野球が開幕するということで、特集を組んだ番組が放送されていました。中でも印象的だったのは、ロサンゼルス・ドジャースに所属するマエケンこと前田健太投手の言葉です。
それは、「変える勇気を持つこと」でした。日本では、ボールの握り方はこの球種ならこう、と決めていたそうですが、メジャーではボールが違うということもあり、握り方を変えて調子が上がったと話していました。
ずっと慣れた握り方を変えて勝負するというのは、とても勇気のいることだと考えます。今までその握り方で勝ってきましたからね。
でも、そこから進化するために、より上を目指すために変えていくというのは、とても参考になる考え方ではないかなと思います。
今までのやり方でミスが改善されないのなら、思い切ってやり方を変えてみる、それこそ基本に忠実に解いてみる方が、実は確実に解けるようになるのではないかなとさえ思います。
生徒たちにも、現状がうまくいっていないのなら、変えてみることもチャレンジしてみてはどうかなと感じますね。
TOMORROW IS ANOTHER DAY.